日々のことば(ブログ)

✍️寝てる間に“43回/時”も呼吸が止まり、合計“約1時間半”も息をしてなかった──重度OSA(閉塞性睡眠時無呼吸症候群・体位非依存型)と診断された日

おはよう。今日もいい天気。さて今日は、昨日予告していた通り、睡眠時無呼吸症候群の入院・精密検査の結果報告を公表しようと思う。少しでも誰かの参考になれば嬉しい。

実はこれまで、二十代の時にも一度、無呼吸だと診断され、鼻の気道をレーザー治療したことがある。でも、抜本的な改善には至らず、長年「眠りが浅い」と感じながらも、「まぁ歳のせいかな」と見過ごしてきた。でもある日、妻から「寝てる時、息止まってるよ」と心配されて──それがきっかけで、ある町のクリニックで自宅用の簡易検査を受けた。すると1時間あたり30回を超えるAHI(無呼吸・低呼吸指数)で「中等度」と診断され、精密検査を勧められることに。そして、ある大きな総合病院での入院検査に至った。

◾️PSG検査で明らかになった、重度OSAの実態

一晩をかけて、脳波、筋電図、呼吸の流れ、血中酸素、眼球運動、心拍などを詳細に測定する「終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)」を受けた結果は、予想をはるかに超えていた。

  • AHI(無呼吸・低呼吸の頻度):40回以上/1時間(重症レベル)
  • 無呼吸回数:約190回以上(ほぼすべてが閉塞性)
  • 低呼吸回数:約80回以上
  • 無呼吸・低呼吸の合計:260回以上/一晩
  • 覚醒イベント:150回以上
  • 酸素飽和度も深刻で、正常が95%以上のところ、最低値は65%未満まで低下していた。
  • ODI(酸素飽和度が大きく低下した回数):40回以上/1時間
  • SpO2が85%未満になった累積時間:約18分

そして驚くべきは、一晩で合計260回以上の無呼吸・低呼吸によって、断続的に呼吸が止まっていた時間が、なんと合計約91分──1時間半以上にも及んでいたことだ。

無呼吸は平均して18秒以上、長いと40秒近く止まっていたという。これほど長時間、血中酸素が不足し、身体が酸欠状態になっていたと思うと、もはや「睡眠障害」ではなく、全身の健康リスクを伴う慢性的な病態だと痛感した。

◾️睡眠の質と深さにも課題が

ベッドに横になっていたのは約460分。そのうち実際に眠れていたのは約390分で、睡眠効率は約85%。いちおう数字だけ見れば悪くないようにも見えるけれど──

  • 浅い眠り:76%以上
  • 深い眠り(徐波睡眠):0%
  • レム睡眠:23%

数字が示すのは、「ほぼずっと浅い眠りだった」という現実。これは身体も脳も休まらない。慢性的な疲労感や免疫力の低下にも納得がいった。

◾️体位による差は…まさかの「なし」

横向きになることで症状が軽くなる人もいる「体位依存型OSA」だと期待していたけれど──結果は以下の通り。

  • 仰向け:TST 71%、AHI 約40回
  • 横向き:TST 28%、AHI 約40回

→ 体位による差がまったくない「体位非依存型」だった。つまり、横向きでも防げないタイプ。CPAPなどの治療が不可欠だということが分かった。

◾️今後の治療方針と連携体制

「重症OSA」と正式に診断され、保険適用でCPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)を導入する方向となった。

検査結果は、ある病院からかかりつけのクリニックへとしっかり共有され、スムーズに治療が始められるよう手配してもらった。近日中には、定期通院ついでにCPAP導入の打ち合わせを行い、早ければその後すぐ、自宅に機械が届く予定だ。

◾️枕はどうする?医師のコメント

気になっていたのが、とある企業売り出している商品の「横向き専用枕」。医師の回答はこうだった。

「おさむさんの場合、体位非依存型──つまり仰向けでも横向きでも症状が強いため、CPAP治療を行う前提では、横向き用の枕は不要」

確かに今回の結果では、体勢による差はなかった。つまり、僕にとっては横向き専用枕を使っても無意味であることが分かった。もちろん、横向きで症状が軽くなるタイプの方にとっては有効な選択肢だろう。でも、僕のようにそうでない場合には、やはりCPAPが唯一の有効策になる。

◾️おわりに:少しの検査で、見える未来がある

こんなふうに、ほんの一晩、検査を受けるだけで、自分の体のことがここまで分かる。治療法も明確に見えてくる。

もしこれを放っておいたら、血管系や心臓系のリスクが一気に高まってしまう。そして何より、「実は寝不足だった」ことに気づかず、別のことばかり一生懸命頑張ってしまっている──僕がまさに、ずっとそうだった。

「睡眠時間さえ長めに確保していれば大丈夫」と思い込んでいたし、むしろ「自分は寝つきがいいし、眠りの質もいいほうだ」と信じて疑わなかった。でも、それは大きな勘違いだった。そんな“もったいない人生”を、気づかぬまま送ってしまっている人、実はけっこう多いのかもしれない。

まずは、しっかり眠れているかどうか。そこを改めて検証することが、健康のスタート地点なのだと僕は思う。

◾️自分でも驚いた、“ここまで動けてた”という事実

正直、この結果を前にして一番驚いたのは──こんなに眠れていなかったのに、僕は毎日、あれだけ動いていたという事実だった。仕事も、勉強も、音楽も、子育ても、生活も、全力で踏ん張りながら、むしろ人一倍やっていた。なのに、これまで本当の意味では休めていなかったなんて。自分の脅威的なパワーとバイタリティに驚く。

逆に言えば、もしCPAPで眠りの質が改善できたら、僕はもっとすごいパフォーマンスが発揮できる。もっといろんなことができる──そう思うと、ワクワクして仕方がない。今回の結果は確かに深刻だった。でも、それは「原因の特定と改善の武器を手に入れた」という僕にとって革命的な出来事。ようやく原因が特定されて、更なる最高な日常が体験できる未来が目の前にあることが、今はすごく嬉しい。

◾️「気づかせてくれた」存在に、心からの感謝を

それに──もし僕が一人暮らしだったら、今回の検査にはきっと辿り着けていなかったと思う。寝ている間に自分の呼吸が止まっているなんて、当然自覚はないし、「まぁ大したことないさ」と、病院に行くこともきっと後回しにしていただろう。でも、そんな僕に「ねえ、寝てるとき息が止まってるよ。お願いだから一度ちゃんと検査してみて」と、強く背中を押してくれた人がいた。

妻だ。

「これはあなた一人の問題じゃなく、家族にとっても大事なことだから」と、真剣に言ってくれた。

だからこそ、今回ようやく踏み切れた。パートナーの存在は、時に命の恩人にもなる──そう実感している。心から感謝している。

◾️さあ、今日も一緒に生きていこう

僕の子どもたち、青春真っ只中。それぞれ一生懸命、自分の目の前の課題に取り組み、悩み、楽しみ、成長している姿を、僕は何よりの誇りに思っている。心から愛している、みんな。

今日も、父さんは頑張るよ。みんなと一緒にさ。君たちは僕の生き甲斐さ。離れていても心はいつも隣だ。愛している。今日もありがとう。

子供たち、妻、友達、仲間、両親、兄弟、このブログを読んでくださっている方、すべてに感謝する。

共に歩んでいこう。感謝しています。それではまた。


松永 修 – MUSICおさむ

松永 修|MUSICおさむ|国家公務員|キャリアコンサルタント|作家・メディアクリエイター/音楽クリエイター(シンガーソングライター)|IT・AI設計・コンサルタント

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