おはよう、今日はいつもと違う朝だった。
昨日は、睡眠時無呼吸症候群の精密検査のため、一泊の検査入院をしてきた。病室で朝6時半に目覚め、検査用の機器を取り外してもらい、7時過ぎには病院を後にした。会計は後日後払いで、すぐに家に帰り、そのまま出勤という慌ただしい一日が始まった。
とはいえ、昨日の出来事は、あまりにインパクトが強かったので、こうして記録として残しておきたい。
◾️検査入院、出発までのこと
昨日は、入院のために仕事を早退して家に帰ると、家族がいて、みんなと少しだけゆったりとした時間を一緒に過ごすことができた。そのあと、僕は夜ご飯をさっと作って、支度をして病院へと向かった。
◾️まさかの大雨と、びしょ濡れの到着
この日は、まるで洗車機の中を通るような土砂降り。自家用車での来院が禁止されていたため、自転車で出発した僕は、途中でカッパを着ていても全く意味をなさないほどに濡れた。病院に到着する頃には、まるで全身シャワーを浴びたかのような状態だった。それでも受付で案内された病室は、想像以上の快適空間だった。
◾️スイートルームのような特別個室
案内されたのは、病棟の中でも最も設備が整った特別個室。大きな窓から大田川が一望でき、冷蔵庫やシャワー、広々とした空間、最新の大型テレビまで完備。まるでホテルのような快適さだった。看護師の方々もとても親切で、その丁寧な心配りがとても印象的で、「ここで過ごす一晩が楽しみ」とさえ思ったほどだった。
◾️脳波と呼吸のフル装備──検査の技術に驚く
18時ごろから検査機器の取り付けが始まった。担当は臨床検査技師の方で、プロフェッショナルな手際だった。頭には脳波を測定するためのセンサーがびっしり。これは、脳の活動によって発生する微弱な電流を読み取ることで、覚醒やレム・ノンレムなどの睡眠の深さを評価するもの。まるで頭にアンテナをつけたような見た目で、髪もネットで包まれ、目と口の部分だけが開いていた。
加えて、以下のような装置が体中に取り付けられた:
・目の動きを測るセンサー(眼電図):レム睡眠の識別に使用
・顎の筋電図:歯ぎしりや筋緊張の測定
・胸部・腹部のバンド:呼吸運動の確認
・鼻と口への気流センサー:無呼吸や低呼吸の測定
・足へのセンサー:周期性四肢運動の記録
・酸素飽和度(SpO₂)モニタ:血中酸素レベルの継続モニタリング
ここまでフル装備にされると、もはや検査というより「未来の人体実験」のような印象すら受けた。
◾️非日常のひととき──家族とのつながり
その後、検査が始まるまでの数時間、僕はゆっくりと一人の時間を満喫した。といっても、ひとりではない。家族とテレビ電話でつながった。離れていても、こうして顔を見て話せる時代に生きていることに感謝した。子どもたちの声を聞きながら、なんでもない会話を交わし、笑い合う。そんな時間がとても貴重で、検査入院という特別な状況だからこそ味わえた、非日常の心温まる瞬間だった。
◾️興奮しすぎて眠れなかった夜
それほどまでに濃密な時間を過ごした後、就寝として消灯したのは23時頃。……しかし、全然眠れなかった。楽しい時間を過ごしすぎたせいで、交感神経がフル稼働していたのだろう。自分でも驚くほど、脳が冴え渡っていた。暗い部屋で目を閉じてはみたものの、なかなか寝付けず、まるで興奮冷めやらぬまま朝を迎えてしまうのではないかと思ったほどだった。
◾️浮き足だった夢にうなされた夜
やがて、ようやく眠りに落ちた……と思ったら、強烈に変な夢を見た。夢の中でも僕は入院していて、なぜか大量の高級寿司を注文していた。病室には看護師たちがいて、なぜかパーティーのような空気だ。しかし、最後に届いたのは、まるで請求書のような伝票──とんでもない金額が書いてあった。
「なんて高額なんだ!!!」と、夢の中で絶叫する僕──。
夢の中で、現実に行っていた「医療上の必要による個室代」の制度とのやり取りが、脳内で「入院時の食事費用」の話にすり替わり、まったく別の形で現れたのだろうと、夢の中で冷静に考えたのも覚えている。なんとも、脳まで浮き足立っていた夜だった。
◾️検査の終わりと、新しい朝
朝6時半、検査技師の方が来て、すべての装置を丁寧に取り外してくれた。少しの名残惜しさすら感じるほどに、快適で貴重な時間だった。支払いは8時半以降でないとできないとのことで、検査結果を聞きに行く際の後日払いに。時間のロスを避けるため、僕はそのまま病院を後にし、出勤の準備へと向かった。
◾️検査入院は、「思い出」になった
検査の結果は、7月30日に出る予定。だけど、この一晩は、検査というよりも、人生の中で忘れたくない「思い出」になった。最先端の医療機器に全身を包まれ、自分の睡眠を丸ごと測定してもらうという非日常の体験。そして、家族とつながった優しい時間。居心地の良い病室。変な夢も含めて、すべてが特別な夜だった。
普段とは違う「夜」を過ごすことは、時にバケーションのように、心の距離を整えてくれる。そんな一晩だった。
さぁ、結果は後日の楽しみにしよう。そのときまた報告したい。
今日もそんな朝を迎えながら、いつも通り仕事を頑張ろう。少し遅刻はするけれど、しっかりと役目を果たしていきたい。
今日も愛する家族のことを思いながら過ごす。同じ空でつながっている。昨日のテレビ電話でも、みんな本当に可愛かった。みんなのそれぞれの一つ一つの思いや気持ちが本当に愛おしい。
家族って、本当に最高だ。感謝している。それでは、今日も心一つ!
愛してる。
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