日々のことば(ブログ)

✍️気候危機の現在地──スペイン猛暑・サンゴ漂白・世界の政治、そして日本の選

おはよう、今日は雨が降っている。もう夏も終わり、完全に秋だというところだ。季節と気候を毎日感じながら生きている。さあ、今日は世界と日本の気候について話してみたい。

日々、いろんな政治家や専門家の演説や意見を耳にする。ニュースでは一部を切り取った報道が流れることもある。でも本当に大切なのは、その断片を鵜呑みにすることではなく、自分で根拠を確かめ、事実を調べ、さまざまな視点を照らし合わせながら考えることだと思う。だから今日は、なるべく偏りなく、複数の事実や意見を整理しながら、今の地球で何が起きているかを一緒に見つめてみたい。

◾️スペインを襲った記録的猛暑

この夏、スペインの国家気象庁は「観測史上最も暑い夏」を記録したと発表した。1991〜2020年の平均を2.1℃も上回り、45℃を超える日が南部で相次いだ。猛暑日が36日以上続いたという。信じられないよね。研究者は「こうした気温は2040〜50年代には“平年”になる」と指摘している。未来の話ではなく、すでに未来の断片が今に滲み出ているんだ。人類にとっての“予告編”を突きつけられているようで、背筋が冷える。

◾️白化するサンゴ礁

陸地がこれほどの熱に覆われるとき、海も無傷ではいられない。その象徴が、世界規模で進むサンゴ礁の漂白現象だ。2023年から続く熱ストレスにより、世界のサンゴ礁の84%が白化しているとのこと。サンゴは海洋生物の四分の一を育むと言われる。漁業や観光資源だけでなく、沿岸に暮らす人々の命を守る「天然の防波堤」でもある。その崩壊は、遠い海の話ではなく僕らの生活の安全に直結している。

◾️史上最も暑かった2024年

世界気象機関(WMO)は2024年を「観測史上最も暑い年」と公式認定した。気温上昇は地表だけでなく、海洋の熱容量をも押し上げている。海水温がわずかに上がるだけで台風の勢力は増し、豪雨の頻度は高まる。つまり、温暖化は“平均気温が少し上がるだけ”の話ではなく、極端な現象を増幅させる仕組みだと理解する必要がある。数字の背後には、日常の暮らしを脅かす現実が潜んでいる。僕らの命に関わるんだ。

◾️気候と政治・安全保障

気候変動はもはや「環境問題」では収まらない。干ばつは農業生産を直撃し、洪水は都市インフラを破壊する。食料や水を奪い合えば移民が増え、国家間の緊張が高まる。すでにアフリカや中東では、気候を要因のひとつとする紛争や治安悪化が報告されている。環境・経済・外交・安全保障が一本の線でつながってしまった時代に、僕らは生きている。無関心ではいられないことを、僕たちはもっと自覚しなければならない。

◾️日本の経験と未来

歴史を紐解くと、日本は古来より気候災害とともに歩んできた。天明の大飢饉や昭和の伊勢湾台風、平成の西日本豪雨。気候は歴史を動かす力を持つ。近年は「亜熱帯化」が指摘され、北海道で熱帯夜が観測されるようになり、米の品種が北上する現象も現れている。農業も都市計画も、従来の「気候前提」が通用しなくなりつつある。だからこそ、僕らは頭を働かせ、時代に合った知恵を更新しなければならない。

◾️科学と宇宙的視野

産業革命前、大気中の二酸化炭素は280ppm前後だった。それがいまや420ppmを超えている。地球規模の気候サイクルは本来数万年単位で緩やかに変化するが、人類はわずか200年でその均衡を揺るがした。地質学的に見れば瞬きのような速度だ。宇宙から見れば地球は小さな青い惑星だが、その内部で暮らす人類にとっては文明の存続にかかわる大転換期に立っている。僕らは地球にとっては小さなアリのような存在、宇宙にとっては霧のようなはかない存在。それでも、ここで生きる喜びがある。子供たちや孫たちに苦しい環境を与えないよう我々が行動をしなければならない。

◾️政策と僕たちにできること

日本政府は「2050年カーボンニュートラル」を掲げ、そのための中間目標として、2030年度までに2013年度比で温室効果ガスを46%削減すると定めている。2022年の電源構成をみると、再生可能エネルギーは22%ほどで、その内訳は太陽光が9%、水力が7%、風力とバイオマスで残りを占める。地域差も大きく、日照の多い九州や中部では太陽光発電が進む一方、風況に恵まれた北海道や東北では風力発電の余地が広がっている。都市部では屋根や土地の制約から再エネ導入が伸びにくい現実もある。

さらに、技術革新も重要だ。太陽光や風力は発電量が天候に左右されるため、蓄電池の性能向上と価格低下が鍵になる。僕自身、以前プライベートで火力発電所を見学したときに驚いたことがある。電気は水や食料のように「大量に蓄えておく」ことができないんだ。だから発電所は、需要に合わせてその都度つくり、すぐに送電している。僕はそれまで「余った電気はどこかに貯めておいて必要なときに流すんだ」と勘違いしていた。もしも長期間・大容量で電気を蓄えられる技術が実用化すれば、電力事情はまったく変わってくる。実際、近年はリチウムイオンだけでなく、全固体電池や大型の系統用蓄電池の研究が進み、再エネを安定的に使える可能性が高まっている。また、日本が力を入れている水素エネルギーも注目される。製鉄や発電に利用するため、海外で作った水素を液体やアンモニアに変えて輸送する国際的なサプライチェーンの構想が動いている。

ただ、日本のエネルギー政策は常に試行錯誤の連続だった。1970年代のオイルショックでは石油依存が国を揺るがし、以後は原子力を「準国産エネルギー」として拡大した。しかし2011年の東日本大震災と原発事故は、その前提を根本から覆した。以来、原子力の再稼働をめぐる議論は続き、再生可能エネルギーへのシフトは遅れながらも進んできた。つまり「エネルギー安全保障」と「環境目標」のはざまで揺れ続けてきた歴史がある。

世界を見渡せば、EUは2030年までに55%削減、米国は50〜52%削減を掲げ、中国は2030年前後に排出をピークにして2060年にカーボンニュートラルを目指している。各国の事情やエネルギー構造は違えど、いずれも「この10年が勝負」と強調している。日本も同じだ。目標を掲げるだけでなく、地域の特性や技術革新をどう現実に組み込むかが問われている。

そして、この動きは大きな政治や産業だけでなく、僕らの日常にもつながっている。家庭の屋根に設置する太陽光パネルや小型蓄電池。電気自動車は「移動手段」であると同時に「走る蓄電池」として非常時に家を支える力になる。身近な買い物でも、食品ロスを減らす選択や、再生可能素材の商品を選ぶことは、小さな一票のように社会に積み重なっていく。

さあ、そういったことをグローバルな視点、マクロな視点で地球や物事を見つめ、振り返りつつ、自分のミクロな目の前の生活に落とし込み、逆算して、懸命に選択して生きていく。それは、僕自身、大切な家族、子供たち、豊かに生きるため、僕らの子孫のため、一生懸命自分で考えて生きていく。

今日も大切な家族それぞれが、一緒にいれないけど、それぞれの場所で、それぞれが一生懸命生きている。会えない時間もあるけれど、その分だけ思いは強くなる。僕はみんなの生きる力を誇りに思うし、心から尊敬している。愛しているよ。今日もありがとう。バイバイ。


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松永 修 – MUSICおさむ

松永 修|MUSICおさむ|国家公務員|キャリアコンサルタント|作家・メディアクリエイター/音楽クリエイター(シンガーソングライター)|IT・AI設計・コンサルタント

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