日々のことば(ブログ)

✍️2026年に静かに近づく10のリスク|政治・経済・テクノロジー・仕事とキャリアの下降トレンド地図

おはよう。昨日は
「✍️2026年のビッグチャンスを掴む10のキーワード|政治・経済・テクノロジー・仕事とキャリアのトレンド地図という記事を書いた。あの記事は、これからの世界をどう俯瞰し、どこにチャンスがあるのかを整理するための“地図”としてまとめたものだ。まだの人は、ぜひ合わせて見てほしい。

そして今日は、そのをやりたい。
2026年に「掴みにいくチャンス」ではなく、
気をつけたほうがいいリスクのキーワードを、同じ視点で整理していく。

先に申し添えておくと、これは
松永修(MUSICおさむ)個人の見解だ。
未来は断定できないし、リスクも絶対ではない。ただ、なるべく視野を広く取り、世界のニュースや経済、政治、テクノロジー、仕事とキャリアの動きを横断的に見ながら、読んだ人それぞれが自分の考えを持てる材料として書いていきたい。


■ チャンスと同時に存在する「下降トレンド」

昨日書いたビッグチャンスの多くは、実はトレンドそのものでもある。
トレンドには必ず、上昇と下降がある。

上昇トレンドがチャンスなら、
下降トレンドはリスクになる。

そして重要なのは、
リスクを知ることは、リスクを避けられるということだ。
あるいは、早めに「手放す」という判断ができるということ。

これは多くの場合、
チャンスを掴みに行くよりも、はるかに効率のいい意思決定になる。
だから今日は、2026年に注意しておきたい「リスクのキーワード」を10個、考察していく。


■ キーワード① 高金利耐性のない構造

金利がある世界に戻る中で、
借金前提・固定費過多・薄利多売の構造は、明確なリスクになりやすい。

事業でも個人でも、
返済に余裕がない、金利上昇を織り込んでいない、キャッシュフローが読めない。
こうした状態は、環境が少し変わっただけで苦しくなる。

金利の本質は「お金」ではなく「時間」だ。
時間に余裕がない構造ほど、選択肢を失っていく。
2026年は「成長しているように見えるが、実は脆い構造」が表に出やすい年になる。


■ キーワード② 止まるサプライチェーン

安さだけを追い続けた調達、一本足打法の物流。
これは、止まった瞬間に価値が出なくなるリスクを抱えている。

地政学、規制、災害、エネルギー問題。
どれか一つで簡単に止まる時代に、「最安」しか見ていない判断は危うい。

2026年以降の競争力は、
「どれだけ安いか」より「どれだけ早く代替できるか」で測られる。


■ キーワード③ AI丸投げ思考

AIを使っている“つもり”で、
考えることや責任を持つことを手放してしまうのはリスクだ。

AIは便利だが、万能ではない。
間違えるし、偏るし、説明責任も伴う。

AI時代に価値を持つのは、正解を出す人ではなく、
「どの問いをAIに投げるか」を設計できる人だ。
2026年は、この差が静かに広がっていく。


■ キーワード④ 電力とインフラを無視した成長

AI、データ、クラウド。
表側の成長だけを追い、裏側の電力・冷却・インフラを軽視する発想は不安定だ。

回らないものは、どれだけ理想的でも止まる。
成長の裏側にある制約条件を読めない成長は、幻想に近い。

2026年は、インフラ軽視のツケが見えやすくなる年でもある。


■ キーワード⑤ 事後対応型セキュリティ

事件が起きてから考える。
これは、通用しにくい局面が増えている。

情報漏洩、なりすまし、フェイク。
起きてからの対応は、常に後手になる。

セキュリティ事故の本当の損失は、金額ではなく
「説明できない状態」に陥ることだ。
信頼は、一度崩れると戻すのに時間がかかる。


■ キーワード⑥ 人が辞め続ける組織

人手不足は事実だ。
ただ、本当のリスクは「人が足りない」ことではなく、
人が辞め続ける構造を放置していることにある。

人は条件だけで辞めるのではない。
「自分が消耗していないか」で、続けるかどうかを決めている。

2026年は、文化や制度の差が結果としてはっきり出てくる。


■ キーワード⑦ 値上げ耐性のない仕事

物価は上下する。
その中で、価値を説明できない仕事は不利になりやすい。

価格交渉ができない仕事は、
景気が良くても悪くても、主導権を持てない。

同じ時間で、どんな価値を出せるか。
そこを設計できないこと自体がリスクになる。


■ キーワード⑧ 気候を理想論だけで捉える思考

気候変動は、思想ではなく産業と競争の話でもある。

正しさの議論だけでなく、
どの産業が残り、どこに資金が流れ、どんな仕事が生まれるのか。
その現実を見ないと、判断を誤りやすい。


■ キーワード⑨ 削り続ける生き方

睡眠、回復、余白を削り続ける。
短期では成果が出ることもあるが、長期では反動が来やすい。

疲労が溜まった状態では、努力ではなく
「雑音」だけが増えていく

2026年は持久戦だ。
回復を予定に入れることが、立派な戦略になる。


■ キーワード⑩ 自分の市場価値が言語化できない

肩書きや所属は大事だ。
ただ、それだけに依存するのは不安定になりやすい。

市場価値とは能力そのものではない。
「他人が再利用できる形で説明できる成果」のことだ。

それを言語化できない状態は、
チャンス以前にリスクになっていく。


■ 俯瞰して、流れを見て、アトラクトを読む

さて、今日も昨日の記事と合わせて考えてほしい。

世界の流れは、一直線では動かない。
政治、経済、テクノロジー、仕事とキャリア。
それらは不規則に揺れ動き、まるでバタフライモデルのようだ。

それでも最終的には、
ある形(アトラクト)に落ち着こうとする力が働く。

その流れを見ながら、
これはチャンスか、リスクか。
取るべきか、避けるべきか、手放すべきか。

それを丁寧に分けて考えることが、
効率的な意思決定と選択を生む。

結果としてそれは、
あなた自身の豊かな人生を守り、
あなたの大切な人を守り、
そして世の中を少しだけ幸せにする動きにつながっていく。

今日も一生懸命考えながら、動いてほしい。

さあ、今日も。
家族と、あなた自身と、あなたの周りの大切な人たちへ。
愛と感謝を胸に。

じゃあ、バイバイ。


松永 修 – MUSICおさむ

松永 修/音楽名義:MUSICおさむ(シンガーソングライター)/音楽と文章の作家/国家公務員/キャリアコンサルタント

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