おはよう。今日はめちゃくちゃいい天気。秋の筋雲のような、うすらとした爽やかな雲が、青空のキャンバスを美しく描いている。空気も少し涼しくて、最高に気持ちがいい朝だ。
さて、今日はね、「ふとしたきっかけで蘇る記憶」との向き合い方について、少しだけ本気で考えてみたい。
◾️過去の記憶がよみがえる瞬間
人は時々、何気ないきっかけで、ふと過去を思い出すことがある。たとえば、昔の知人から届いた挨拶のメール、街中で見かけた懐かしい顔に似た誰か、あるいは、音楽や季節の香り、景色や言葉──。そんな「きっかけ」が、まるでタイムマシンのように心を揺らし、過去の記憶を今に連れてくる。
楽しかった記憶、忘れたいほどつらかった記憶、誇らしい瞬間、消化不良のまま置き去りにした感情。それらはすべて、まぎれもなく「自分という存在を形づくってきた断片」だ。
◾️ゲシュタルト心理学と「未完の過去」
このテーマを語るとき、僕はゲシュタルト心理学の創始者マックス・ヴェルトハイマーや、その流れを受け継いだフレデリック・パールズのゲシュタルト療法を思い出す。彼らは「人間の認知は、全体を意味あるまとまりとして捉える傾向がある」と説いた。なかでもゲシュタルト療法では、「未完の事柄」──つまり、過去の中でやりきれなかった感情や経験が、今の人生に影響を与えていると考える。
だからこそ、「その未完の感情を、今ここで再び体験し、完結させる」ことが大切だとされる。過去のピースを“今ここ”に持ってきて、ひとつずつ確かめながら、再構成していく。バラバラだった感情の断片が、ようやく呼吸をはじめる瞬間がある。
◾️エリクソンと人生の統合
さらにこの視点に重なるのが、エリク・エリクソンの発達理論だ。彼は晩年の発達課題を「統合 vs 絶望」と呼んだ。ここでいう統合とは、「自分の人生は意味あるものであった」と受け止め、過去と現在、そして未来をつなげていくこと。つまり、過去の記憶や出来事を“今の僕”の文脈で再解釈し、肯定していくプロセスこそが、人生後半における大切な営みなんだ。
◾️記憶の真実と受け取り方の違い
ところで、記憶というものは不思議なものだ。同じ出来事を経験しても、人によって受け止め方がまるで違う。登場人物ひとりひとりにインタビューしてみれば、思い出の「事実」すら一致しないこともある。
つまり、僕たちが抱いている過去とは、主観というフィルターを通した「自分だけの真実」でもある。
それでいい。だからこそ、その過去をどう受け止めるかは「自分の選択」なんだ。
◾️今、ここで完結させるということ
大切なのは、過去を「良かった・悪かった」で評価することではない。たとえ切なさや痛みを伴う記憶であっても、今の僕がそれを“受け取る”ことができれば、人生は前に進む。その痛みを、喜びを、懐かしさを、ひとつずつしっかりと味わい、やがて自分の言葉で語りなおす。
そんなふうにして、未完だった物語を
今、ここで完結させ、さらにそこから物語の真実を紡いでいくのだ。
◾️記憶を共有するということ
記憶を共有するという営みもまた、大切だ。家族や友人、昔の仲間たちと語り合う中で、記憶のズレや異なる視点を知り、笑い合うことがある。その違いがむしろ、人とのつながりを豊かにしてくれる。記憶は、ひとりのものではなく、関係性の中で育っていくものでもある。
◾️今日という日を、しっかりと走り抜けたい
さあ、そんなことを考えながら、今日も一日、一生懸命に走り抜けたい。仕事に取り組みながら、合間に少しでも勉強を進めて、夜には、音楽制作にも手を伸ばしたい。今日も朝から大声で歌を歌ってきた。歌は最高に気持ちがいい。
昨日、ブルーハーツがテレビに初登場した時の映像を見て、あまりの衝撃に言葉を失った。あんなにも憧れてきた彼らのことを、僕は何も知らなかったのだと気づかされた。やっぱり僕たちは、誰かの一部を切り取って、勝手に“好き”になっているのかもしれない。
でも、そんな青春時代の記憶を振り返って、あの頃の想いや感情を、こうして今に統合していくことこそが、人生を味わうということなんだ。
さて、今日もそんな事を考えながら仕事や勉強を頑張る。生活を味わっていく。
みんな、それぞれの場所で、一生懸命生きている。生きる意味に等しい大切なあいつらの名前を思い浮かべながら、心の中で「愛してる」と叫ぶ。
僕たちは、同じ空でつながっている。今日も、心ひとつ。バイバイ。
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