おはよう。今日は少しだけ、家族と信頼の話を書いてみたい。
家庭の形が多様になった今、誰かにとっては当たり前のことが、別の誰かにとってはとても繊細な問題になる。独り親、再婚、面会交流、元の家庭、今の家庭――こうした言葉の裏側には、いつも感情がある。
正しさだけでは語れない現実がある。
◾️信頼という土台
大切なのは信頼。嘘をつかないこと。
信頼は、短距離走ではなく長距離走に近い。
これまで積み上げてきた信頼が崩れる瞬間は一瞬でも、取り戻すには長い時間がかかる。だからこそ対話から逃げないことが重要になる。
感情的な衝突を避けるために黙るのではなく、安心を土台に話し続けること。
もちろん、人生にはどうしても難しい判断やリスクを伴う場面もある。ただそれは最終手段であって、原則は変わらない。
信頼。安心。心理的な歩幅。
◾️立場が違えば世界が違う
同じ出来事でも、立場が違えば見えている景色はまったく違う。
親の気持ち
配偶者の気持ち
子どもの気持ち
間に入る立場の葛藤
どれか一つが正しくて、どれか一つが間違っているわけではない。
不安も、防衛も、戸惑いも、すべて自然な感情だ。
だからこそ必要になるのは、説得ではなく理解。正論ではなく対話。
急がないこと。焦らないこと。
◾️心理的スピードという感覚
関係性には、それぞれに適切なスピードがある。
理屈としては正しくても、心が追いついていなければ摩擦が生まれる。逆に、ゆっくり積み上げた合意は、驚くほど強い。
時間をかけた対話は、遠回りに見えて実は最短距離になる。
信頼は理屈ではなく、感覚の積み重ねでできている。
◾️答えは一つではない
家庭の形も、距離感も、選択も、すべてケースごとに違う。
正解を探そうとすると苦しくなる。必要なのは、その家庭にとっての落としどころを見つけること。
自分の感情や欲求だけを優先しないこと。夢やビジョンは正直に語りながらも、相手の不安や感情を尊重すること。
この原則は、どの立場であっても変わらない。
◾️そして、ひとつだけ確かなこと
答えは一つではない。
けれど、ひとつだけ確かに言えることがある。
愛は裏切らない。
対話を続けた時間。積み重ねた理解。互いに差し出した安心。そのすべては、必ず関係性のどこかを支えている。
状況がどうであれ、誠実でありつづけ、諦めない限り愛は統合できる。
今日も同じ空の下で。
愛と感謝の気持ちを忘れずに進んでいきたい。