おはよう。今日もいい天気。今日は週末の土曜日。とはいえ、明日は午前中は自治会の役員会があり、午後からはキャリアコンサルティング技能士の二次試験本番。まる一日が忙しさに包まれる予定なので、今日は心と身体を整えて過ごしたい。生活を、丁寧に楽しみたい。
明日の自治会では、今多くの地域で共通する課題、「脱退の増加」にどう向き合うかが話題になる。これは自治会に限った話ではなく、PTAや職場の組合など、かつては“参加して当然”だった任意団体で同様の現象が起きている。背景には、「活動の負担」「役割の重さ」「関心の薄れ」「成果の見えづらさ」など、構造的な問題が共通して潜んでいる。
広島市をはじめ、全国の自治体が実施した調査を見ていても、都市部を中心に自治会の加入率は年々低下し、特に若年世帯や子育て世帯では顕著だ。参加しない理由は、「やることが多くて大変」「役員になるのが不安」「会費の使い道が不透明」「行事に興味が持てない」などが並ぶ。これはそのまま、PTAや職場の組合でも繰り返し語られてきた理由でもある。
特に近年では、子ども会の解散や地域の祭りの縮小など、地域コミュニティの象徴的な活動が消えていくことで、「関わりたくても関われない」「関わっても意味が感じられない」と感じる人が増えているように思う。中には、役員報酬を設けて担い手を確保しようとした自治会もあるが、必ずしも参加者の増加や活動の活性化にはつながっていない。報酬が導入されることで「損得の構図」が生まれ、かえって信頼や協力が損なわれてしまう事例もあった。
お金を出せば人が集まるという発想は、地域活動にはなじみにくい。むしろ必要なのは、「自分のペースで無理なく関われる空気」と「参加への納得感」だ。実際、多くの人は地域を嫌っているわけではない。「災害時には近所の人がいて安心だった」「ごみ出しルールを教えてもらえて助かった」「子どものイベントで地域のありがたみを感じた」──そんな温かいエピソードを抱えている人も少なくない。
だからこそ、「強制ではなく、選べる仕組み」を作っていくことが大切だと感じている。今回、僕たちの自治会では初めて本格的なアンケートを実施する予定だ。どんな活動に興味があるか、何が負担に感じるのか、役員についてどんな不安を抱えているか、そして、自治会という存在そのものをどう捉えているか──そういった声を、押しつけがましくなく、でも丁寧に聴きとりたい。
興味のない人には、さっと済ませられるように。関心のある人には、しっかり書けるように。そんな設計にこだわった。自治会の未来は、きっと「全員が積極的に参加すること」ではなく、「一人ひとりが気持ちよく関われる範囲を選べること」にかかっている。今ある仕組みに誰もが合わせるのではなく、これからの時代に合った仕組みに、こちらが合わせていくこと。その柔軟さが、地域を救う鍵になる。
そしてこれは、自治会だけでなく、PTAも組合も、地域社会のあらゆる“古くて新しい”仕組みに通じるテーマだ。関わり方に余白があるからこそ、人はそこに「自分の役割」を見出せるのだと思う。
今日を丁寧に生きることが、明日をやさしくつなぐことにつながる。明日は試験。自分自身の節目でもある。遠くにいる家族も、近くにいる家族も、それぞれの場所で、それぞれのペースで、一生懸命に今日を生きている。そのことが、ただただ誇らしく、愛おしい。
さぁ今日は、のんびり生活を楽しもう。
同じ空の下、心はいつも隣にある。今日も、心から愛している。
今日もありがとう。またね。
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