日々のことば(ブログ)

✍️腰痛が一か月以上続く人へ──それは“老化”ではなく、身体の構造が出すサイン

おはよう。今日もいい天気。
さて今日は、腰痛の話をしたい。

僕は医者じゃない。
だけどここ数年、自分の腰痛と向き合う中で、医師から教えてもらったこと、自分で調べ続けてきた知識、そして周りの人の“生の悩み”を重ねてきた。
そのうえで、同じように困っている人が少しでも判断しやすくなるように、あくまで“参考レベル”でまとめてみる。

そして、腰痛に悩んでいる人と話していると、本当に驚くほど“同じパターン”に当てはまる。

ぎっくり腰だと思って放っておいたら、気づけば一か月続いている。
生活は一応できる。でも腰の奥がじんわり痛い。
前屈するとズキッとくる。朝がつらい。くしゃみで響く。寝返りでうずく。
脚には来ていないが、周りの筋肉が守ろうとして固まってくる。

こういう腰痛は、“瞬間的なトラブル”ではなく、身体がずっと我慢してきた“構造的なストレス”が限界を迎えたサインであることが本当に多い。

年齢でも、気合いでも、気のせいでもない。
もっと構造的で、もっと仕組みの話だ。

腰痛の原因は複雑ではない──実は“三つ”しかない

腰痛は難しく見えるが、原因は驚くほどシンプル。
筋肉/関節/椎間板
この三つだ。

特に、“一か月以上続く腰痛”は、椎間板が関わるケースが圧倒的に多い。

しかし、多くの人がそこに気づかず、「ぎっくり腰の延長」くらいに思って放置してしまう。

筋肉なら数日で良くなる

筋肉が原因の痛みは、押すと痛く、温めると楽になる。
そしてほとんどの場合、数日〜一週間で治まっていく。

つまり、“一か月続く”時点で筋肉単体の問題である可能性は低い。

関節(ファセット)は反ると痛い

背中を反らすと痛むタイプは関節(ファセット)由来。
長時間座って悪化したり、局所的な鋭い痛みが出る。

ただこれも、多くは長期化しない。

前屈で痛む人は要注意──椎間板の性質が大きく関わる

ここが今日の核心。

以下に当てはまる人は、椎間板由来の可能性が非常に高い。

・前屈で痛む
・朝がつらい
・寝返りでズキッとくる
・くしゃみで響く
・痛むのは背骨の少し外側
・押すと気持ちいい(筋肉がかばっている)
・脚には来ていない

脚に症状がなくても、椎間板の軽い炎症や突出は普通に起こる。
むしろ“脚に来ていないから軽度”とも言える。

しかし、軽度だからこそ長引く

椎間板は血流が少なく、「良くなったと思ったらまた痛む」を繰り返しやすい。

病院に行くべきか迷う人へ──軽度と重度の目安

腰痛で多いのが「病院に行くべきか」の迷い。
参考までに、よくある判断基準を整理しておく。

●軽度(自分で管理しながら様子を見る範囲)

・脚にしびれがない
・生活は普通にできる
・痛みに波がある
・動けるが前屈で痛い

●重度(迷わず受診)

・脚のしびれ
・足の力が入りにくい
・排尿の異常
・背中〜脚に電気が走る
・激痛で起き上がれない

このあたりは迷いなく病院。

「歳だから」ではない──本当は“負荷の蓄積”が原因

よく聞くセリフが「歳だから」。
でも実際は、加齢よりも 日常の負荷の積み重ね の影響のほうが大きい。

・座りすぎ
・前屈み姿勢
・スマホ
・長時間の運転
・育児
・寝不足
・同じ姿勢を続ける仕事

それらが椎間板に少しずつストレスをかけ、弱点ができる。
だから、軽度の痛みでも長引くし、再発する。

これは老化ではなく、身体の構造が出す“疲労のサイン”。

痛みが長引く理由──椎間板の構造と筋肉の防御反応

椎間板は血流が乏しい。
だから炎症は引きにくい。

さらに、身体は痛みを守ろうとして筋肉を固める。
その結果、

痛み → 体が固める → 血流が落ちる → さらに痛む

この小さなループに入ると、軽度でも数週間〜数か月続くことがある。

やってはいけないこと

むしろ悪化しやすい行動を挙げておく。

・前屈ストレッチ
・強いひねり
・痛みに耐えて動く
・長時間座る
・炎症期の温めすぎ

特に“前屈ストレッチ”は多くの人がやりがちで、実は悪化のもと。

炎症期と回復期でやることを変える

椎間板タイプの腰痛は、フェーズ管理が大事。

●炎症期

痛みが強い時期はとにかく刺激を避ける。

・氷で冷やす
・前屈を避ける
・座りっぱなしを避ける
・重い物を持たない
・横向きで膝の間に枕

●回復期

痛みが落ちついたら、無理のない範囲で“動いて整える”。

・骨盤が立つ座り方
・お尻や太ももの緊張をゆるめる
・軽い体幹トレ
・姿勢の見直し

このフェーズを間違えると治りが遅くなる。

長引く腰痛こそ、一度MRIを

レントゲンでは椎間板も神経も映らない。
MRIなら、どの椎間板が弱っているか、炎症の有無、神経への影響が分かる。

軽度でも長引く腰痛ほど、原因が曖昧で不安が減らない。
だから、一度だけでもMRIを撮る価値は十分ある。

ほとんどの腰痛は手術にならない

多くの人が誤解しているが、手術になるのはごく一部。
大半は保存療法で改善する。

・薬
・ブロック
・リハビリ
・姿勢・動作の見直し

特に“普段の座り方”は、腰痛の改善と再発防止にものすごく効く。

さぁ今日も、健康が一番。
常に自分の心身を労って、大事にしよう。
体が資本。健康に優るものはない。

自分が元気でないと、家族も心配するし、日々の生活にも影響が出る。
豊かに生きる土台は、やっぱり足腰の健康だと思う。

同じ空の下、こころはひとつ。
家族よ。今日も、愛してる。ありがとう。


松永 修 – MUSICおさむ

松永 修/音楽名義:MUSICおさむ(シンガーソングライター)/音楽と文章の作家/国家公務員/キャリアコンサルタント

関連記事

最新記事
会員限定記事
おすすめ記事
PAGE TOP
ログイン 会員登録
会員登録