日々のことば(ブログ)

iPhoneという“文化”を持つということ──修理体験から見えたAppleという思想

おはよう、今日は少し曇っている。そして今日から僕の夏休みがはじまる。今日はまず、実務的な一日を過ごすことにした。iPhoneの修理。

◾️僕の端末が壊れた──でも、それだけじゃ語り尽くせない

先日、iPhoneのふとカメラを起動すると、メインレンズがうまく作動しない。再起動すれば一時的に直るが、またすぐ不具合が出る。最初はソフトウェアのバグかと思ったが、OSを最新にしても変化はなかった。ところがある日、なんとなくケースを外してみたら、背面がぽっこりと陥没していた。おそらく強い圧がかかったのだろう。思い出せないが、踏んだ可能性もある。

そして、妻の端末も前面のガラスがひび割れていた。こちらは比較的軽微な損傷だが、それでも修理費は高額だ。保険でカバーされる範囲とはいえ、なかなかタイミングが合わず、夏休みに合わせて予約。本日修理に向かう。

でも、今日のテーマは「壊れた端末」の話だけではない。

◾️iPhoneとAppleの“魔力”──なぜ僕たちは離れられないのか?

Apple製品の本質的な魅力は、スペックではなく“体験”にある。iPhoneは単体で完結するのではなく、MacBookやApple Watch、AirTagといった他の製品群と完全に連携するシステムの中でこそ、本領を発揮する。

僕は、MacBook Proで下書きしたメモiPhoneで開き、iCloudを通じて即座に同期。どこでも同じ作業を、同じように続けられる。仕事でも音楽制作でも、それは同じだ。いちいちデバイス間でデータを転送する必要がなくなり、圧倒的な時間の短縮になっている。

本当に便利だと感じるのは、“やらなくていい操作”が増えたときだと思う。それが、まるで呼吸するように自然に行える。この「考えずに使える感覚」こそがAppleの凄みだと思う。

◾️iPhoneが変えた世界──プロダクトというより“文化”としての存在

初代iPhoneが登場した2007年、それは“電話の進化”ではなく、“生活の再設計”だった。ボタンのないマルチタッチスクリーン、ジャイロセンサー、アプリという概念。Appleが打ち出したのは、ガジェットではなく、人間とデジタルのインターフェースを根本から見直す思想だった

スティーブ・ジョブズの有名な言葉がある。

「人々は自分が欲しいものを知らない。見せられるまでは。」

Appleはそれをやってのけた。iPhoneは、電話とカメラとインターネットを“1台にまとめた”だけではない。個人のアイデンティティや表現手段、買い物、健康、金融、教育、育児…あらゆるものを1枚のガラスに収めた。

だからこそ、Apple製品を使う人の多くは「便利だから」だけではなく、「信頼しているから」「美学に共感しているから」という動機で選んでいる。機能比較だけでは語れない領域。それが、Appleというブランドの本質だと思う。

◾️iPhoneの価格推移──「高すぎる」は本当か?

最近のiPhoneは高すぎる。そう言われることが増えた。でも、振り返ればそれには理由がある。
・ 初代iPhone(国内未発売)は約5万円相当
・ iPhone 3G〜6世代では2〜7万台
・ iPhone X以降は10万円以上が標準に
・ 最新モデルでは20万円近いものも存在する

価格の上昇とともに、カメラは一眼レフ並みに進化し、5GやAI処理が可能となり、セキュリティ性能も格段に上がった。もはや“高級なスマホ”ではなく、“小型の高性能PC+カメラ+財布+鍵”と捉えるべき存在だ。

◾️AppleCare+と「民間保険」──本当に入るべきは?

今回、僕が使っているのはAppleCare+ではなく、民間の少額短期保険だ。月額700円で、主端末・副端末(妻の端末)・パソコンまで補償対象になっている。

AppleCare+との違いは次のとおり。
・ AppleCare:月額1,000円超、端末ごとに契約、即日無償〜格安修理、Appleストア前提
・ 民間保険:月額数百円、複数端末登録可能、一時立替→後日請求、正規プロバイダで修理可

AppleCare+は高いが安心。民間保険は手間があるが安く広く補償。僕は後者を選んだが、ライフスタイルや予算によって選択肢は分かれると思う。

◾️世界でのiPhoneユーザー──数字が物語る「信頼」

iPhoneの世界シェアは意外と過半数ではない。
・ 世界全体ではAndroidが約70〜75%、iPhoneは25〜30%程度
・ ただし、アメリカ・日本・イギリスなどの先進国ではiPhoneのシェアが過半数を超えている
・ 特に日本では、スマホユーザーの約60〜65%がiPhoneユーザーという突出した数値を記録している

つまり、日本では「みんなが使ってる」が当たり前だが、世界的にはむしろiPhoneは“選ばれた高級機種”という立ち位置。ユーザーの年収統計でも、iPhoneユーザーの平均年収はAndroidユーザーより高い傾向がある。

また、iPhoneは中古市場での再販価値も高く、サポートも長いため、トータルコストで考えれば合理的な選択肢でもある。高く買って長く使うiPhone、安く買って短く使うAndroid──その構図が、ユーザー層の違いとしても浮き彫りになっている。

◾️修理現場でのリアル──それでもやる価値はある

僕の端末はカメラの不具合により、本体交換が必要となった。費用は約10万円だが、保険の補償上限内に収まっており、実質的な自己負担はゼロの見込み。

一方、妻の端末は画面修理が必要で、費用は約42,000円。こちらも保険により3万円まで補償されるため、実質負担は12,000円程度となる。今回の修理を全てカードで精算すればそれくらいのポイントはつくので実質負担はない。

いずれも決して安くはないが、もし今後、新しい機種に買い替えるとしても、下取りに出すか、メルカリ等で売却することを考えれば、いまのうちに新品同様に修理・交換しておくことは確実に賢い選択になる。

支払ってきた保険料以上の給付を受け、端末の売却価値も向上する。そう考えれば、やらない理由が見つからない判断だったと、自信を持って言える。

◾️修理前にすべきこと──備えが未来を守る

1. パソコンで暗号化バックアップ
2. 「iPhoneを探す」をオフにする
3. Apple IDのパスワードを控えておく
4. 故障端末の写真を撮影しておく
5. 修理報告書・領収書を必ず受け取る
6. 修理代は一時立替が必要(数万円)
特に、バックアップは絶対に怠ってはいけない。失ってからでは遅いのが、デジタルデータの世界だ。

◾️デジタル機器は“愛着”と“補償”の両輪で守る時代へ

スマホは、もうただの通信端末ではない。記憶であり、記録であり、愛着、自分の外部プレーン&ストレージそのものだ。だからこそ、端末の管理にも保険という備えを持っておくべきだと思う。
今回の修理は、決して楽ではない。手間もあるし、お金も一時的にはかかる。でも、それでもやる価値があると僕は思っている。

◾️さあ、今日もそんなことで1日が始まる。

昨日は、本当に特別な日だった。夏休み前夜に、僕は幸せだった。夢のような日だった。
僕は、家族に支えられながら、今日もまた、当たり前の日常に戻っていく。近くにいる家族も、遠くにいる家族も、いつも心のそばにいる。

愛してるよ。今日も、ありがとう。

あとがき

iPhoneはただの道具ではなく、僕らの記憶や日常そのものを支える存在。だからこそ、壊れたり失くしたりする前に、安心を準備しておくのも大事だと思う。

修理や保険に加えて、こうした“備え”も僕はおすすめしたい。

  • Apple AirTag
     → カバンや財布に忍ばせておくだけで、「探す」アプリからすぐに場所がわかる。紛失の不安がぐっと減る。
  • Apple Watch Series 11 (GPSモデル)
     → iPhoneを見失ったときでも、手元の時計から音を鳴らしてすぐ見つけられる。小さな機能だけど、これがあると本当に安心できる。

修理や買い替えと同じくらい、「失くさない・壊さないための準備」も大切な投資。未来の安心を、ちょっとした備えで手に入れるのも悪くない。


松永 修 – MUSICおさむ

松永 修|MUSICおさむ|国家公務員|キャリアコンサルタント|作家・メディアクリエイター/音楽クリエイター(シンガーソングライター)|IT・AI設計・コンサルタント

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