おはよう。
雨上がりの気持ちのいい朝だ。地面や草木は濡れているけれど、青空が広がっている。息は白く、冷たく澄んだ空気がどこか凛としていて心地よい。この空気を吸いながら、ふと昔のあの頃を思い出す。あいつのことも思い出す。胸がキュンとなるが、それも今は大切な思い出として、明日への活力に変える燃料にする。
大切なのは今を生きること。過去の形は胸にそっとしまい、今を大事にしていきたい。離れていても心は繋がっている。その絆を感じながら、鳥のさえずりを聞き、青空を眺めて歩く。この瞬間が愛おしい。さあ、今日も一日が始まる。
音楽のアレンジ作業が本当に楽しい。完成形が見え始めていて、ワクワクが止まらない。特にボーカルの重ね録音のアレンジが進み、曲がとても魅力的になった。自分の曲の魅力や可能性を自分が一番信じている。
「なんでこんなに良い曲が売れないんだ!?」と思うこともある(笑)。でも、自分の音楽は、時代やニーズに合わせることを目指して作ったものではない。だからこそ、気ままに作ったものが誰かの楽しみになれば、それだけで十分嬉しい。結局、音楽は自分のため、自分の楽しみのために作っている。これでいいんだと本気で信じている。
自分の曲を聴くと、他のどんな音楽よりも高揚感がある。それは、自分の心と体から生まれた音だからだ。一方で、他人が作ったプロの曲からは、自分にないものに感動を得られる素晴らしさがある。この両方を大切にしたいと思う。
今日はアレンジを仕上げる予定だったけれど、さらにインスピレーションが湧いて、「ここにパーカッシブなアコースティックギターを入れたらもっとよくなる!」というアイデアが出てきた。リリースを急ぐ必要もないので、納得がいくまで作業を進めたい。今の自分が作る音楽が、自分にとって最良のものになるまで、じっくり向き合うつもりだ。ああ、楽しくてたまらない。
今日も歌についてたくさん考えた。基礎的な発声やテクニックも大事だが、最終的には声質や声色の多様性が個性を生む。フレーズごとに声を適切に使い分け、表現豊かに歌えることが、プロらしい「真似できそうで真似できない歌い方」につながる。それが、人々に感動を与える力になるのだと思う。
音楽は舞台俳優と似ている。普通に喋るのとは違い、大げさなくらいに感情を込め、場面に合った表現を届ける力が必要だ。歌う時の表情や体の動きもすべてが統合された表現の一部になる。苦しそうな顔で歌っていては、楽しい歌も伝わらない。だからこそ、声、歌詞、体の動きが一体化した表現を目指したい。
練習では、録音して客観的に自分を聞くことも大事だ。一人で歌っているだけでは気づけない部分が多い。自分を正確に評価し、改善を続ける努力をしていくために、これは絶対に必要なことだ。こうした客観視の取り組みは、音楽だけでなく、日々の生活にも通じる大切な習慣だ。
寒さが増してきた季節だから、体を冷やさないように気をつけたい。離れていても、心はいつも隣にある。大事なのは今を生きること。そして、自分を信じて進むことだよね。
それでは、またね。今日もありがとう。バイバイ。