おはよう。今日も寒いね。
でも、今日も特別な日だ。
家族と触れ合える、何気ないけれどかけがえのない一日。
さあ今日は、夫婦関係について少しだけ、腰を据えて話してみたい。
もし今、あなたに配偶者がいるなら。
あるいは、これから長い人生を共に歩む誰かがいるなら。
そして、今だけでなく、10年後、20年後、もっと先の未来まで、関係を大切に育てていきたいと思っているなら。
今日は、そのために今のうちに言語化しておくと、後々とても効いてくる話をしたい。
◾️夫婦関係は「全部一緒にやること」が正解ではない
夫婦になると、自然とこう思いがちだ。
「何でも一緒にやった方がいい」
「同じ方向を向いて、同じことをしていた方が安心だ」
もちろん、それ自体はとても素敵なことだ。
子育てや家庭を一緒に回すことは、まさに共同経営・共同事業のようなものだし、協力しなければ成り立たない。
でも同時に、忘れてはいけない視点がある。
夫婦の中には、
・一緒にやることで力を発揮する領域
・一緒にやることで、逆に摩擦が生まれる領域
その両方が必ず存在する、ということだ。
◾️「協力関係」と「利害関係」は似て非なるもの
ここで一度、言葉を整理してみたい。
夫婦には、大きく分けて二つのゾーンがある。
一つは、相談関係・支援関係・協力関係。
ここでは、お互いの視点や強みが活きる。
意見を聞き合い、助け合い、支え合うことで関係が深まる。
もう一つは、共同で行う利害関係。
うまく噛み合えば大きな力になるけれど、
噛み合わないと、途端に「正しさ」と「正しさ」がぶつかり合う。
良いときは協力。
悪いときは、利害の対決。
これは性格が悪いとか、愛情が足りないとか、そういう話ではない。
構造の問題だ。
◾️「合わない部分」を設計するのは、愛情の一部
多くの夫婦がつまずくのは、ここだと思う。
好きで一緒になった。
良いところもたくさん知っている。
だからこそ、
「合わない部分も、なんとなく一緒にやっていけるはず」
と、あいまいなまま進んでしまう。
でも実際には、
性格には向き・不向きがあり、
価値観にも得意・不得意がある。
それを
・見ないふりをする
・我慢で乗り切ろうとする
・全部一緒にやることで不安を消そうとする
こうした積み重ねが、
気づけば喧嘩を増やし、
せっかくの愛情を少しずつすり減らしていく。
合わない部分をあえて分ける。
一緒にしないと決める。
それは、冷たさではない。
関係を壊さないための設計であり、
立派な愛情の形だ。
◾️「一緒にやりたい」という動機を、少しだけ見つめてみる
もう一つ、大切な視点がある。
何かを「一緒にやりたい」と思ったとき、
その動機はどこから来ているだろうか。
・純粋な楽しさ
・相手の良さを活かしたい気持ち
・共有したいという喜び
それなら、とても健全だ。
でももし、
・置いていかれる不安
・嫉妬
・見えない世界への怖さ
こうした感情が強いとき、
「一緒にやること」は安心のための手段になりやすい。
その構造のまま進むと、
やがて制限や干渉が増え、関係は重たくなっていく。
成熟とは、
不安をゼロにすることではなく、
不安と距離を取りながら、相手を信頼することなのかもしれない。
◾️夫婦関係は、人生の土台になる
夫婦は、血がつながっていない家族だ。
だからこそ、とても尊い。
子どもも大切。
親も大切。
でも、血がつながっていないのに、人生を共に選び続ける関係は、
人間関係の中でも、最も繊細で、最も大切なものの一つだと思う。
ここが安定すると、
子どもにも、親にも、そして自分自身にも、
自然と優しさが広がっていく。
だからこそ、
むやみに一緒にするのではなく、
丁寧に設計しながら、
限りある時間を大切に使っていきたい。
家族は、いつも同じ空の下にいる。
愛と感謝と、静かな絆を胸に。
今日も一日、
一生懸命、でもゆっくり歩んでいこう。
それでは、今日も最高の一日を。
バイバイ。
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