おはよう。今日は、少し大きな話を書く。マイケル・ジャクソンの過去のインタビューを見て、「生きる目的は何ですか?」と聞かれた時の答えについてだ。
ああ、やっぱりこの人はすごいな、かっこいいなと思った。
でも同時に、僕は僕で、少し違うことも考えた。
与えること。愛すること。生きる理由。そのあたりを、今日は自分なりに書いてみたい。
◾️世界を魅了した「キング・オブ・ポップ」
マイケル・ジャクソンは、ただのスターではなかった。歌い、踊り、魅せるという表現のすべてを極限まで高め、世界中の人々に感動を与えた存在だった。
彼のステージには、単なる娯楽を超えた力があった。音楽やダンスを通して、人の心に直接触れ、喜びや驚きや希望を呼び起こすような、特別な力だ。
だからこそ彼は、今なお「キング・オブ・ポップ」と呼ばれ続けているのだと思う。
◾️「生きる目的は、与えること」という思想
マイケルはかつて、人生の目的について「与えること」だという趣旨の言葉を語っていた。音楽やダンスや歌を通じて、人々に何かを与えること。さらに芸術とは、物質的なものと精神的なもの、人と神のようなものを結びつける営みだという考え方も持っていた。
この言葉には、彼の芸術観がよく表れている。彼にとって表現とは、自分を飾るためのものではなく、自分を通して何かを世界へ渡していく行為だったのだろう。
これはとても壮大で、美しい思想だ。同時に、そこには常人には背負いきれないような重さもある。
◾️マイケル・ジャクソンの過去のインタビューを見た僕の想い
「生きる目的は何ですか?」と聞かれて、彼は「与えることです」と答えていた。音楽、ダンス、歌を通じて与えること。さらに、芸術とは物質的なものとスピリチュアルなものを統合するものだ、人と神を統合するものだ、というようなことも言っていた。そして、自分はそういう使命を持った、選ばれた人間(インスツルメント:楽器)だと思っている、と。
それを聞いた時、まず単純に、かっこいいなと思った。
やっぱりあれだけの表現者が、あれだけのスケールで「与えること」を語ると、言葉が軽くない。口先じゃなく、本当に世界中の人に何かを与えてきた人だからこそ、あの言葉に説得力があるんだと思う。
ただ、かっこいいなと思った一方で、僕は僕で、自分なりに少し考えた。
自分にとって、生きる理由って何だろうと。
考えてみると、やっぱり僕は、家族のためでもあるし、自分のためでもあるんだと思う。自分のことも好きだし、愛する子どもたちがいて、仕事も好きで、音楽も好きで、今やっている自己実現の活動も好きで、家族全体が大切だ。
そうやって書くと、ずいぶん欲張りに見えるかもしれない。でも実際そうなんだから仕方ない。僕はたぶん、そういう大事な人たちや、自分の好きなことにかなり恵まれているし、満たされている方なんだと思う。
だからこそ、生きる目的って何かと聞かれたら、僕の中ではもっと地に足のついた答えになる。
大切な人たちと、できるだけ豊かに過ごしていくこと。
それを維持しながら、少しずつ広げながら、余力やお裾分けを誰かに渡しながら、支え合って生きていくこと。
たぶん僕は、そういう感じの方がしっくりくる。
マイケルのように、「大人も含めたあらゆる世代の子どもたちに与える」とか、「芸術を通じて人と神をつなぐ」とか、そういう壮大な理念は本当にすごい。実際に彼は、世界中の人に勇気や愛情や喜びや感動を与えたんだと思う。救われた人もたくさんいるだろうし、人生を変えられた人もいるはずだ。
そこはもう、疑いようがない。
でも、だからこそ逆に、ふと考えてしまうところもある。
あそこまで大きなものを背負って生きた人は、一人の人間として、どんなふうに満たされていたんだろうか、と。
そりゃあ、一般人にはわからない、快感も体験したことだろう。地位も名誉も財産も経験も。でも、その先に、ある人との関わりの深さの部分だ。
もちろん、本人と話したわけでもないし、人生の内側なんて他人にはわからない。だからこれは断定じゃなくて、あくまで僕の考察でしかない。でも、ああいう「全世界に与える」という思想って、すごく尊い反面、どこかで具体性の薄さというか、対象の大きさゆえの孤独みたいなものも感じる。
壮大なんだけど、壮大すぎて、少し虚しさも漂うというか。
たとえば僕は、愛する家族や子どもたちのことを考える時、ものすごく具体的な顔が浮かぶ。声も浮かぶし、笑い方も、性格も、抱きしめた時の感じもわかる。そういうレベルの愛情って、やっぱり自分の中でとても大きい。
だからこそ、マイケルのように「世界中の人に与える」という生き方を見た時に、すごいし、偉大だし、かっこいいと思う一方で、それとは別の種類の充足ってあったのかな、と考えてしまう。
マイケルは、「あいしてるよ!」って大衆のファンに向かって本気で言っている。特定の人ではない。
僕は、「あいしてるよ!」って具体的な家族に向かっていう。
これは別に、「身近な幸せの方が上だ」と言いたいわけじゃない。
そこを単純に比較したいんじゃない。
たぶん、幸せにはいろんな形があるんだと思う。
使命を感じて生きることに深い幸福を感じる人もいる。何かを表現したり、誰かに与えたり、世の中に残したりすることで、「自分は生きていてよかった」と思える人もいる。それは本当にあると思うし、マイケルみたいな人は、まさにその極端な形だったのかもしれない。
もちろん、マイケルにも、家族は居たし、僕と同じような幸せも体験されたのだと思う。だとすると、ハイブリットな幸せを得ていて羨ましいとは思うが、もちろん、物理的に家族に費やす時間は少なかったんだろうと思う。
一方で、家族と過ごすこと、身近な人を愛すること、静かな日常を守ること、自分の好きなことをやりながら周りの人と支え合って生きることに、深い幸せを感じる人もいる。
そして多くの人は、そのどちらか片方だけじゃなく、その間を揺れながら生きているんだと思う。
僕は、音楽も表現活動も、家族への愛情を軸に、その幸せを、豊かさをみんなでお裾分けしあう精神でやっている。でも、多少なりとも、世の中に、何かを伝えたいし、残したいし、できることなら、誰かのためになりたいと、毎日一生懸命生きてる。
でも、自分の家族も大事。
夢も追いたい。
でも、目の前の暮らしも守りたい。
誰かの役に立ちたい。
も、自分自身もちゃんと満たされていたい。
たぶん人間って、そういう矛盾を抱えながら生きるものなんだと思う。
だから、マイケル・ジャクソンの言葉が今もあれだけ人を惹きつけるのは、単にスターの名言だからじゃない。人が一度は考える、「自分は何のために生きるのか」という問いに、あの人なりの本気の答えを出していたからなんだと思う。
あれは、簡単に真似できる答えじゃない。
でも、本気で生きた人の言葉なんだろうなと思う。
そして僕は僕で、あの言葉に感化されきることなく、自分の答えを持っている。
世界中に何かを与えるような人生は、たしかにすごい。
でも、自分にとっては、愛する人たちと一緒に生きること、自分のやりたいことをやること、その中で余力や優しさを誰かに渡していくこと、その方が僕にとってはたぶん幸せだ。
ただ、それもまた一つの形でしかない。
人には、それぞれ、結果的に与えられた立場と役割がある。
マイケルが背負ったものは、たぶん僕には背負えない。逆に、僕が今感じているような具体的な幸福を、彼は彼なりの形でしか持てなかったのかもしれない。そこは本当のところはわからない。
でも、わからないままで考えることには意味があると思う。
偉大さと幸福は、たぶん同じではない。
でも、まったく無関係でもない。
世界に与えることと、身近な人を愛することも、別々のようで、どこかではつながっている。
マイケルはマイケルの形で、世界に巨大な光を放った。
僕たちは僕たちの形で、もっと小さな場所を照らしながら生きている。
でも、そのどちらも、人が人として生きる意味の一つなんだと思う。
マイケル・ジャクソンって、やっぱりすごい。かっこいい。
でも同時に、あまりにも大きなものを背負った、苦労人な一人の人間でもあったんだろうなと思う。
スターとして眺めるだけじゃなくて、ひとりの人間として想像してみると、あの言葉の重みも、少し違って見えてくる。
さぁ今日もそういったことを考えながら、愛と感謝を胸に、人生を味わい深く生きていこう。
それではまたね。
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