おはよう。今日は少し長めに、自分の状態をそのまま書いていきたい。
一昨日の夜から、僕は一言も声帯を使って発声していない。必要なときだけ、小声で家族と最低限の会話をしただけだ。昨日は一日会社を休んで、とにかく寝続けた。今朝の時点でも、まだ声帯は完全に休ませている。
とはいえ、今日はどうしても仕事を休めない。だから出勤する。正直、一日「小声」で乗り切れるかどうかはわからない。でも、体を興奮させない。無駄に負担をかけない。それだけを心に決めている。
むしろ、ずっと寝ているよりいいこともある。寝続けるのも治癒には大事だけど、適度に動いて血流を保つほうが回復に向く場合もある。あくまで“無理をしない範囲で”だ。
それに、職場の仲間と、ジェスチャーでも小声でも、少しだけ会話を交わせば、笑ったり、仕事が進む充実感を味わえる。ああいう“ほっとする時間”って、実は免疫にも良い。
いかに喋らずに。いかに疲れずに。笑
そのバランスの中で、気持ちが前向きになるほうが身体は確実に回復していく。
今週日曜日の弾き語りステージで、まったく声が出ない──それだけは何としても避けたい。ここまで積み重ねてきた準備を、最後の最後で崩すわけにはいかない。
直前で体調を崩す。これは本当に“あるある”だ。緊張が緩むのか、仕上がってくるほどに油断が生まれるのか。資格試験でもライブでも、本番当日の体調がどれだけ大事かを痛感する。
とはいえ、いつもピンチはチャンスにもなる。ここからの数日で、必ずプラスに変えていく。金曜日・土曜日と整え、日曜日には100%の声を出す。考えるのは、それだけだ。今回の風邪はピンチだけど、逆に言えばチャンスでもある。これだけ声帯を休ませたのは、ここ数ヶ月で一度もなかった。しっかり休んだ声は、当日きっと伸びる。クリアに響く。
準備はすべて整えてきた。音源も練習も、思いも重ねてきた。あとは回復させて、本番に声を乗せるだけだ。
◾️免疫記憶──僕が今もっとも信じている回復の仕組み
今日のテーマは、まさに今の僕自身に直結している「免疫記憶」だ。結局、風邪を治すのは薬ではなく免疫だ。
そしてその免疫が“過去の敵を覚えている”という能力こそが、免疫記憶。人間には大きく分けて、自然免疫と獲得免疫がある。自然免疫は、侵入者を見つけた瞬間に動き出す“即応部隊”。獲得免疫は、相手の特徴を学び、次回以降は圧倒的なスピードで反応する“精鋭部隊”。この精鋭部隊が、ウイルスの“特徴”を記憶していて、次に遭遇したときは一気に処理する。その司令塔を担うのが、T細胞やB細胞だ。B細胞は抗体を作り、T細胞は感染した細胞を排除する。驚くのは、この記憶が数年、場合によっては数十年も続くことだ。麻疹なんて、生涯レベルで覚えている。
医者ではないけれど、本職の関係で医療系の通達や研究資料を見る機会が多い。そうした中で、この免疫記憶という機能の奥深さは何度見ても感動する。しかも、寝ている間に免疫細胞同士が“情報整理”をしているという説もある。だから、「声を出さない」「炎症を広げない」「自律神経を興奮させない」という今の戦略は、免疫記憶が最大限働ける環境づくりそのものだ。
僕の身体の中ではきっと、免疫の精鋭たちが、過去の風邪ウイルスの記憶をもとに全力で戦っている。その姿を想像すると、どこか励まされる。
上がれ。上がれ。上がれ──。笑うほど必死だけど、今は本気でそう思っている。
◾️今日も静かに、丁寧に、回復に向かっていく
今日をどう使うかで、日曜日のステージが変わる。仕事をしながら、どこまで回復に寄せられるか。日常をこなしながら、免疫の働きを邪魔せず活かせるか。
免疫記憶を味方につけて、風邪を悪化させず、体調をベストにもっていく。今日も静かに、できる範囲で、丁寧に過ごしていく。
家族の顔を思い浮かべる。力が湧く。愛してる。同じ空の下で。はひとつ。






