おはよう。今日もいい天気。最高の天気だ。
澄み渡る空に、やわらかな風が吹く。新しい一歩を優しく後押ししてくれるような、そんな素敵な日にふさわしい空気が満ちている。
日常のような一日が訪れるが、今日も特別な日。ゼロから始まり、ゆっくりと時が流れ、それでいてしっかりと毎日を刻み、ここまで来た。感慨深き区切りの集大成。移ろう、ゆっくりと移ろう。季節のように、時の流れのように、僕らは一緒に成長していく。春の終止符、春の始まり、成長の証だ。
そんな人生の分水嶺のような別れ道は、ふと訪れる。ふと訪れた瞬間、思考が巡る。本当に大切なものを見極めるために、時間がゆっくりと流れる。
仕事、責任、世間の目、状況、それだけじゃない。これまでの経緯、そしてこれからの見通し。どれも重要だ。だけど、何かが引っかかるわけではない。ただ、自分の心の奥底にある、一番大切なものを掴みにいく。
これまでもその時々の最善を尽くしてきた。だからこそ、今この瞬間も、後悔のないように選びたい。何が一番大切かを見つめ、できることをやる。それがきっと、未来につながる。大切なのは、自分が納得できる選択をすること。自分が誇れる道を進めば、それでいいのだ。
心の中で、懐かしいメロディが流れる。ふと耳にしたその旋律が、遠い記憶を呼び起こす。一言では表せない思いが込み上げ、それとともに、涙も流れる。春は素敵だ。愛してる。
そうやって一生懸命、人生を俯瞰し、決断した内容は、どんな結果になろうとも、本当に自分のことを思ってくれる人には、最終的に理解してもらえる。何よりも、自分自身が自分の決断を一番理解してあげられる。そして、最後の最後に後悔するかしないかは、自分の選択次第。そこまで考え抜いて選んだ道は、たとえ遠回りに見えても、決して間違いではない。
ここまで周りが理解し合えるのも、ここまで積み重ねてきた賜物。複雑に絡み合ったキルトを、粘り強く、心を込めて、織りなしてきた結果、評価され、協力してもらえる。だからこそ、こうして大切な決断を、信じて進むことができる。本当に愛し、愛し合っている者同士なら、きっと理解し合える。その想いがある限り、どんな形であれ、心は繋がっている。
今日も一日素敵だ。心に残る時間を過ごし、いつも通りの仕事をし、歌を歌い、歌を作り、勉強して、今日も最高の一日だ。離れても心は隣にいる。いつも愛してる。同じ空で繋がっている。ありがとう。ここまでありがとう。これからもよろしく。大好きだ。バイバイ。
