おはよう。今日も寒いね。でも、確実に少しずつ春に近づいてるんだろうな。もう2月の中旬に差し掛かる。あっという間に春が来るぞ。この寒い季節、蕾たちがじっと今か今かと咲く瞬間を待ってる。寒さの中で動かずにいるようで、内側では確かに準備が進んでる。その姿を思うと、なんだか僕らにも似てる。今はまだ冷たい風が吹いてるけど、その先には確実に暖かい季節が待ってる。だから、この冬もじっくり味わおう。
昨日は定期的なルーティンとしている、僕の諸活動の方針見直しと自分自身へのフィードバックの日だった。このプロセス、やっぱり大事だなと改めて思う。定期的に自分を振り返って整理することで、思いもよらない気づきがある。今回も例外じゃなくて、特に歌唱に関して大きな気づきがあった。
まず、これまでの練習の方向性が間違ってなかったっていう確信が持てたのが大きい。自分ひとりで取り組んでいると、「これで本当に合ってるのか?」って不安になることもある。でも、客観的な視点で「これでいい」と確認できると、心の中でグッと軸が太くなる感覚がある。
でも、それ以上に大きかったのは、これまで「わかっているつもり」だったことが、実は全然できてなかったって気づいたこと。意識してるつもりでも足りてなかった。知識として整理はしてるし、理屈も頭では理解してる。それでも、実際の発声では十分に落とし込めていなかった。そんな盲点に気づいたことが、今回一番の収穫だった。
ミックスボイスについてもそう。これまでも理論的には整理してきたし、意識して練習もしてきた。でも、改めて振り返ると、「まだ足りない、まだ浅い」と感じた。新しいアプローチを見つけたというより、再認識した感覚に近い。裏声の感覚をミックスボイスにどう活かすか、その理屈はずっとわかっていたはずなのに、気づけば感覚がズレていたり、曖昧になっていた部分があった。ここに気づけたことで、意識的に強化できる。
また、超高音域でも「声帯を薄く伸ばすこと」に関しては、意識しているつもりでも全然足りてなかった。理屈としては、「声帯を薄くすれば楽に高音が出せる、でもその分声が細くなる」ということはわかってた。でも、いざ実践になると、無意識のうちに厚いまま声を張り上げてしまっていたり、逆に薄くしすぎて響きが抜けてしまったり。ここに気づけたのは本当に大きい。意識が浅かったというより、「そのつもり」になっていただけだった。
でも、この気づきが面白い。昨日の自分と今日の自分が全く違うって、この感覚がたまらない。前進って、こういう小さな気づきの積み重ねなんだなって実感する。自分ひとりで探求する時間も大事だけど、こうして外からの情報を得たり、自分を客観視する時間があることで、思わぬ盲点に気づくことができる。どっちか一方だけじゃダメで、両方が必要なんだって改めて感じる。
これは、音楽だけじゃなくて、勉強、仕事、日常、人生すべてに通じると常々思う。何かに夢中になって探求して、そこから学び、成長することって本当に楽しい。今、心からそう思う。人生って、自己成長という名の最高の遊びだなって。
今日は祝日。ゆっくり日常を味わいながら、空を見上げて、大切な人たちのことを思い出そう。同じ空の下でつながってることを感じながら、穏やかな気持ちで過ごしたい。日常の中にある、ささやかな幸せをしっかりかみしめながら。今日もありがとう。またね。バイバイ!