おはよう。今日は晴れている。フロントガラスには少し霜や雪がついているけど、地面には雪がない。黄金の太陽が輝き、透き通るような空気が心地いい朝だ。こういう日は、それだけで気分がいい。ただ、こうして朝を気持ちよく迎えられるのも、自分の中にある日々の「リズム」のおかげかもしれない。
うちの自治体は木曜日が燃えるゴミの日。毎朝ゴミを出すのは僕の担当で、朝起きたら「今日は何のゴミだろう」と考えるのが日課になっている。たったそれだけのことだけど、ゴミを出すリズムで一週間の感覚を整えてもらっている。最近、朝も日の出が早くなり、夕方も暗くなるのが遅くなってきた。仕事を終える時間でもまだ明るさを感じられて、なんだか得した気分になる。一日が長くなったような気がして嬉しい。でも、よく考えたら時間は何も変わっていない。
人間の感覚なんて、結局は曖昧なものだ。24時間は同じなのに、明るさや雰囲気ひとつで時間が長く感じたり短く感じたりする。けれど、この「感覚の曖昧さ」を自覚した上で、あえてうまく利用することができたらどうだろう。気分を上げたいときにちょっとした工夫で気持ちを軽くしたり、相手との距離感を自然に縮めたり。時と場合に応じて、その感覚を自由に操る。そんなふうに感覚をコントロールできたとき、人は無意識のうちに「余裕」を身につけることができる。それは、人生を少しだけ楽に、そして楽しく生きるための巧みな処世術なのかもしれない。
昨日、大切な存在の一人から相談を受けた。人生の転機に差し掛かり、精神的にも疲れている様子だった。人は心が疲れると、判断力が鈍るだけでなく、自己肯定感も自己効力感も低下して、自分を信じる力を失ってしまう。そんなとき、人は誰かに話を聞いてほしいと心から願う。それは、ただ答えを求めているわけじゃなく、自分の気持ちを整理し、「自分は大丈夫だ」と思えるための支えが必要だからだ。だからこそ、そんな大切な瞬間に僕を頼って相談してくれることが、本当に嬉しかった。家族だから。痛みは分け合うものだし、頑張ってきたことは心から褒めてあげたい。寄り添えることが何よりも嬉しい。
話を聞いていると、次々とあふれ出る気持ちや思い。積もり積もった感情、悩みの理由、絡み合った背景や状況。だからこそ、僕はその話を丁寧に受け取り、要約して返し、整理していく。本人が自分の考えを冷静に見つめ直し、自ら答えを見つけられるように。最終的に決断するのは本人だ。僕にできるのは、その「気づき」を促すサポートをすることだけ。これは通常のカウンセリングと同じ技法だけど、大切な存在の場合、その親密さや心の入れ具合は段違いだ。
本来、多重関係になると先入観や利害関係が生まれやすく、距離感を保つのが難しいと言われている。でも、家族から頼られたときは、そんな理屈は関係ない。親身になるよね。僕はたまたま、こういった分野での知識や経験を積んできた。このあたりについては、少しは専門家だと自負している。だからこそ、家族でも、友達でも、知らない誰かでも、人生の転機に僕を頼って相談してくれることが、本当に嬉しい。相談を受けるたびに、「もっとこう応えられたら良かったのに」と振り返る。でも昨日は、少しだけでも支えることができた気がして嬉しかった。これからも、必要とされる限り、支えていきたい。
そして、今、製作を続けているオリジナル曲、「ロケットコード」のボーカルレコーディングについても同じような日々だ。結局のところ、高音域での息の使い方や、ベロや顎を無意識に力んでしまう癖をどう解消するか。「力むな」と言われても、限界を超えようとする瞬間にはどうしても力が入ってしまう。じゃあ、どう鍛えて、どこを慣れさせ、何を習得すれば、余裕を持って力まずに発声できるようになるのか。正しいフォーム、響き、力感を維持しつつ、自然に声を響かせるために必要なものは何か。その問いに尽きる。課題はシンプルだけど深い。一進一退を繰り返しながらも、少しずつ気づきや進歩を感じられる日々は、本当に楽しい。その過程こそが意義そのものだ。
これもまた、人間の「感覚の曖昧さ」をどう自分の味方につけるかという話に通じる。感覚を信じすぎず、でも無視しない。自分がリラックスして響きをコントロールできる「余裕」を体得すること。限界に挑むときこそ、自分の感覚をどう操るかが問われる。無駄な力みを捨て、自然な呼吸と響きを身につける――これも一種の処世術だ。
さあ、今日はここ数ヶ月準備してきた外部向けセミナーの実行日。抜かりなく、しっかりと成功させたい。受験勉強も、今、製作を続けているオリジナル曲「ロケットコード」のボーカルレコーディングも、いよいよ終盤に差し掛かってきた。どちらもめちゃくちゃ楽しいフェーズだ。受験勉強も残り2週間を切り、仕上げの段階に入った。「これも解ける、あれも解ける」と知識を確認できるのが楽しいし、楽しみでもある。ロケットコードも、いろんな味付けを重ねながら、納得いくまでボーカルテイクを取り直している。このプロセスも本当に楽しい作業だ。
さあ、今日もみんなそれぞれ一生懸命生きている。共にささやき、泣き、笑い、絆を握りしめながら、生きていこう。僕らは一人じゃない。一人では生きられない。人と人との相互作用の中でこそ、人は快感や達成感、有意義さやエンゲージメントを感じることができる。結局のところ、人生は「感じ方」次第だ。曖昧な感覚をどう操り、どう楽しむかで、毎日が変わる。
そんなことを考えながら、今日も一日頑張ろう。たとえ離れていても、心は隣にいる。じゃあ、今日もありがとう。愛してる。バイバイ。
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