僕は、特別なミュージシャンでも、華やかな世界の人間でもない。
広島の片隅で暮らす、ごく普通のサラリーマンで、公務員で、ひとりの父親だ。
朝起きて、仕事に向かって、帰ったらまた生活が待っている。
ただ、自分の脳の特性と心の底にある願いを放出して自分を治めるために、音楽へ脳と関心と出力を収束させている。
これがなければ、願いや欲求エネルギー、膨大な想いや思考の行き先が暴走すると自己理解している。
だからこそ音楽というひとつの活動に、それらすべてを、あえて束ねている。
朝から毎日、長文のブログを書き、仕事と生活の合間に音楽制作を絶え間なく続けている。それは僕なりの「自分を上手に運転する生き方」なんだ。
僕の愛の強さが、僕の音楽の根源になっている
僕は、家族に、子どもに、人一倍思いが強い。
特殊な環境がそれを育てた側面もあるが、もともと子どもへの子煩悩さはただならない。
僕にはたくさんの愛する子ども達がいる。
妻たちや兄弟や両親、家族がいる。
でもみんなと日常で常に側に居れるわけではない。
みんながそれぞれの場所で日々一生懸命生きている。
長年連れ添った愛したペットが先にこの世を去った悲しい別れもある。
生きてても死んでても、側にいても、離れていても
平等にみんなを愛してやまない。自分の命と同じくらい、家族が僕の生きがい、生きる意味そのものなんだ。
だから、その存在に現実で愛をぶつけまくっても仕方がないから、
だからこそ、音楽にそのエネルギーを貯めて、ぶつけて、自分の中で消化させて、音楽へと昇華させている。
それが、かつて僕の見つけた生き方なんだ。
だから音楽は趣味の域でなく僕の生きる上での必要なツールとなっている。
音楽は“暴れる感情”を未来の力へと変換してく
音楽は、僕の狂おしいほどの愛も、叶わない願いも、過去の後悔の十字架も、“今と未来の力”に変えるための器だ。自分の中で消化し、洗練し、別の形へ昇華させる。
その結果が、曲となり、歌となり、音になっている。ただ、それだけだ。
その尋常でないエネルギーと想いは、家族に届くことを願いながら、
そして、先に星になった大切な命を忘れないように叫び続けながら、
たまたま誰かが聴いたときに、その人の人生と重なり合い、響いてくれたら──ただ、それだけでいいと思っている。
だから僕は、音楽でバズりたいとか、有名になりたいとか、お金が欲しいとか、思っていない。音楽のジャンルも、影響を受けたアーティストも関係ない。稚拙でも、下手でも、なんでも、ありのままを歌う。
「家族を想いながら歌うことが、僕自身の命の使い方」になっているんだ。
すべての命が僕の音楽の根
あのとき、あの日、ひとりひとりの顔、名前。
思い出、今、未来。太く赤い絆。
近くにいても、遠く離れていても、同じ空で繋がっていて、いつも心は隣。
その気持ちは絶えることがない。背負った後悔の十字架ですら、今は力に変わっている。どんな時も、愛は揺らがない。
そして、先にこの世を去った大切な命──
全部が僕の音楽の源になっている。
先に星になっても、愛は消えない。
心の中でいつも隣にいる。
どんなときでも、僕らは愛を育み続け、それは誰にも犯されない。
ステージでは、僕だけが主役じゃない
だから、僕の歌も、僕のステージも、
“歌う僕”が主役だとは思っていない。
歌う人も、聴く人も、それぞれが主役だ。
僕は僕の大切な人のために歌っている。
でも、それが本気だからこそ、
たまたまそれを聴く誰かがそれぞれの人生を思い浮かべ、
過去、今、未来を重ねながら聴いてくれるのだと思っている。
たまたま誰かの心に触れたなら、それは奇跡だ
だから僕は、今日も明日も、家族のために歌う。
その結果、それがたまたま他の誰かの心に触れて、“大切な人やあの頃を思い出すきっかけ”になってくれたら嬉しい。一緒にその時間を共有して、わかちあいたい。
家族へ。
過去の自分へ。
今と未来の力に変えるために。
そして、誰かのために。
プロフィール
本業を続けながら、音楽をライフワークにしています。
家族を原点に、オリジナル曲の制作や弾き語りを通じて、ことばと音楽を届けています。



音楽とことば──心に届く表現を、人生のそばに。音楽や日々のことばを通して、誰かの心にそっと寄り添い、人生の「希望」と「整理」を届けられたら──今は、そんな想いで静かに活動を続けています。
■ 主な肩書
シンガーソングライター/国家公務員/キャリアコンサルタント
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