おはよう。
今日は雨上がりの朝。アスファルトはまだ濡れていて、雲の隙間から差し込む太陽の光が、いつかのアニメで見たワンシーンみたいで、気持ちがいい朝だ。今日もよく眠れた。
たっぷり眠る生活を続けて、もう数年。ほんと、日中のパフォーマンスがまるで違う。
昔は、お酒を飲んで、夜中の2時3時に寝るのが当たり前だった。若かったから、それでも乗り切れてたってのもあるけど、今ではもう信じられない。
いまは、しっかり7時間以上寝ないと満足できない。
若い頃は朝までカラオケで歌って、一睡もせずにそのまま仕事へ。友達と公園や橋の下で朝まで語ってたこともあった。あれも青春だった。
今思えば、ほんとにすごい。若さってすごいなぁって、懐かしく思い出す。
20代後半から30代前半の頃、上京して中央組織で働いていた時代は、ほぼ週5で同僚と飲みに出かけて、そのまま職場に戻って朝方まで仕事。
朝にシャワーだけ浴びに家へ帰って、またすぐ出勤。そんな日々が、延々と続いていた。
残業100時間超えが常態化していて、夜中まで働いて、睡眠時間もすごく少なかった。今思えば、家庭にもすごく負担をかけてたし、反省しかない。けど、とにかくあの頃はしんどくても楽しかった。職業人生の青春そのものだった。
もちろん、そういう生き方ができたのは、体力も気力もあった若さゆえ。
寝ることより、起きてる時間に何をするかに価値を置いていたし、それに耐えられる体も、ちゃんとあった。
でも今は違う。
一日夜更かししただけで、体調が傾く。
か弱くなった……と言えばそうなんだけど、それよりも、今は「整える」ことの方が何倍も価値があると気づいた。
睡眠がとにかく幸せだと思えるようになった。
1分でも多く起きて何かをしたいと思っていた昔の自分から、ちゃんと寝ることが未来への投資だと実感できる今の自分へ。
考え方も、感覚も、大きく変わった。
やりたいことは今も山ほどある。でも、その実現に必要なのは“時間の長さ”じゃなくて“質”だってことに、ようやく本気で気づけた。
集中して、しっかり休んで、密度の高い時間を過ごすことが、結果として一番成果を出せる。
4時間寝て20時間動くより、8時間寝て16時間の濃い時間を生きる方が、圧倒的に生産性も高いし、思考も冴えて、創作の質も高まる。
こればっかりは、何度も身をもって体験してきた。
若い頃は、ノリと行動力がすべてだった。それでいい時期だったし、あの頃の時間の使い方が間違ってたとは思わない。
でも今は、やりたいことの中身も変わってきた。だからこそ、今のライフスタイルがしっくりくる。
そして何より——
おかげで体もすごく楽になった。最高だ。
酒やタバコといった化学的な快楽に頼らず、外からの刺激やドーパミンに振り回されることなく、落ち着いていられる。
一度脳が覚えた快楽は、一生忘れない。
だから今でも、正直、手を出したくなる瞬間はある。けど——手を出さないうちは、意志の力でどうにかなる。
それが一度でも手を出してしまうと、意志ではもうコントロールできなくなる。そういう構造なんだってことは、長い人類の歴史が証明してる。
だからこそ、「手を出さない」を選び続けるということが、いまの僕の大事な選択になっている。
衝動的な行動や短絡的な報酬ではなく、今の自分は、中長期的な種まきを見据えて、そこから自然と芽吹く内側からの報酬を待てるようになった。
その時間を「楽しみに待てる」。自分の中で湧き出る喜びを、誰にも迷惑かけず、健康的に循環できている。
これは、自分でも「成長したな」と素直に思えるところ。
発達の成果と言わずして何と言おうか——そう思えるくらい、健やかな循環が生まれてる。
運動も適度に取り入れていて、心も体も整ってる。
仕事も、プライベートも、家庭も、全部がいいバランスでまわってる。
僕の命を受け継いだ子どもたちも、みんな元気で笑顔でいてくれて、それが何よりの幸せ。
妻も、子どもたちも、それぞれの人生を楽しんでいて、僕自身も充実してる。これ以上、何を望む?ってくらいだ。
そんな日々のなかで、ちゃんと眠って、余裕をもって、質の高い生産や自己実現に取り組めること。
それは、豊かさそのものだと思う。
今の僕のテーマは、「育てること」と「伝えること」。
本でも、音楽でも、アプリでも、ライブでも、どんな形でもいい。
自分の利益だけじゃなく、少しでも誰かの役に立つようなもの。世界をほんの少しだけでも豊かにできるもの。
そんな活動に意味を感じて、楽しみながら取り組めていることが、今の僕の生きがい。
そして、そんな背中を見せることが、僕の子どもたちの未来にもきっとつながっていくと信じてる。
「幸せは伝染する」って、ほんとにあると思うから。
さあ、今日も走り抜けよう。まだまだ若い。
みんな、愛してる。
同じ空の下で、一緒に生きてる。
バイバイ。
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