✍️個人ビックデータの未来:つなぐ、残す、活かす

おはよう。今日もいい天気だね。

ここ数年、個人単位のビッグデータについて課題を感じている。それは、引き継ぎ方、保存の仕方、そして活用の最適化だ。これまでの時代、亡くなった後に残るデータはごく限られたものだった。有名な人物や家族、家系、重要な組織に関しては保存や引き継ぎが重視されていたが、一般人に関しては、せいぜい写真のアルバムや子孫の記憶、押し入れに眠る遺品くらいがその全てだった。しかし今の時代、デジタルデータが豊富に存在し、写真、文書、音楽ファイルなど、日々膨大な量のデータが生成されている。これらのデータを、個人レベルでもどのように安全に保存し、活用していくのかが大きな課題だと感じている。

単に保存するだけでなく、生きている間にもそれを活用し、家族や社会にとって価値ある形で残すことができれば、個人のデータはより重要な役割を果たせる。過去の英知を引き継ぐことで社会が発展してきたように、個人単位のデータも引き継げる仕組みが整えば、社会全体の発展やイノベーションに繋がるだろうと考えている。

例えば、僕の人生におけるデータはおそらく3〜4テラバイト程度だろう。写真や音楽ファイル、古いWindowsやスマホに保存されたデータなど、過去20年分の情報を含めたとしてもその程度に収まる。もちろんこれは現時点での話だ。しかし、これからさらに40年生きると仮定した場合、単純に年数分データが増えるだけでなく、社会や技術の発展に伴い、同じ種類のデータでもクオリティが向上することで、データ量は格段に増加していくだろう。たとえば、高解像度の写真や動画、より多彩で高度なデジタルファイルが日常的に生成されるようになり、将来的には現在の何倍もの容量が必要になることが予想される。そのため、今の時点で3〜4テラバイトでも、最終的には膨大な容量に達する可能性がある。

これだけのデータを整理し、保存するにはコストと手間がかかる。現在の保存方法としてはクラウドサービスと物理的なバックアップを併用するのが最適だと感じている。クラウドサービスとしてはiCloudやGoogle Driveなどが挙げられる。これらは安全でアクセスも容易だが、利用には一定のコストがかかる。一方で物理的なハードディスクやSSDを使う方法もある。これには紛失や故障のリスクがあるものの、クラウドの補助的な役割としては有効だ。

データが真に価値を持つのは、それが生きている間に活用され、家族や社会が楽しめる形で共有されるときだ。クラウドサービスを利用することで、家族が写真やデータに簡単にアクセスでき、スマホやパソコンから思い出を共有することも容易になる。こうして活用されることで、データは単なる保存物ではなく「引き継ぎたいもの」に変わる。そして、家族にその保存方法や活用法を生前から伝えておくことで、亡くなった後もそれを大切にしてもらえる環境を作ることができる。

こうした課題の解決には、今以上に手軽で低コストな仕組みが必要だ。現時点では、詳しい知識やサブスク料金を負担できる余裕がある人しか個人単位のデータ保存を実現できていない。それが誰にでも利用可能な形で普及すれば、社会全体のインフラやイノベーションがさらに進むだろうと本気で考えている。

さて、今日はこうしたことを考えながら、朝が始まった。音楽制作も進んでいて、あと少しで今アレンジしている楽曲が完成する。今週中に少し時間を作って仕上げたいと思っている。膝や喉の調子も回復してきた。先週は痛みが続いていたが、筋肉痛や風邪の病み上がり症状も治まり、普通に生活できるようになった。

昨日は、樹齢千年を超える銀杏の木を見に行った。食べ物販売やイベントも何もないのに、大勢の人がその木を見るためだけに集まっていた。寒い中、笑顔で木と写真を撮り、何時間も帰らず過ごす姿を見て、幸せな気持ちになった。こういうシンプルな場面に人の温かさやつながりを感じることができたのは、とても良い経験だった。

本格的に寒い日が続くけど、皆さんもどうか無事で過ごしてください。さあ、そんな暖かい気持ちを胸に、今日も進んでいこう。またね。同じ空で繋がっている気持ちや絆は永遠だ。ありがとう。

では、行ってきます。

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