✍️小雨と猫と、音楽を見つめる時間

おはよう。今日は広島は小雨だ。通勤中、オリジナル曲「雨と空想と僕」を口ずさんでいた。僕は小雨が大好きだ。しとしとした音がきれいで、心が落ち着くからだ。

河川敷に、小雨に打たれた黒い猫がいる。寒そうだ。野良猫は餌も十分になく、暖も取れず、かわいそうだと思う。つい毛布やご飯をあげたくなるが、毎日できないことはするべきではないとも考える。

人間社会では、野良猫や動物に環境を与えすぎると繁殖が進み、農作物被害などが増えるため良くないとされる。でも、命の単位だけで考えると切ない話だ。黒猫がこちらを見ている。僕は傘を振ってみた。正直、家に招き入れたいくらいだ。でも難しい。うちには、もうすぐ18歳になる鳥がいる。果たして共存できるだろうか。

昨日、初めて客観的なボイスイメージトレーニングを行った。独学との違いを強く感じた。自分の声質や発声方法、さらには見た目まで、客観的なフィードバックを受ける重要性に気づいた。

例えば、僕の場合、声が喉に寄りすぎたり、低い位置で鳴りがちだ。これを改善するには、声を遠くに響かせる意識を持つことや、ハミングを意識したスムーズな空気の流れを作ることが必要だ。また、ギターを持って座って弾き語りをすると胸呼吸になりやすい癖もある。これを防ぐには、骨盤を立て、横隔膜を使った腹式呼吸を意識することが大事だ。

高音を出す際には、上半身の力を抜き、下半身に力を入れる感覚が求められる。そして、今僕のチェストボイスでの最高音域であるA#4について、地声を張り上げているだけで、ミックスボイスにはなっていないと指摘された。こうした具体的なフィードバックを受けること自体、大きな価値がある。

また、トレーニングを通じて、音楽に本気で取り組む人が世の中にどれほど多いかを改めて実感した。独学で続けてきた自分との差を痛感する一方で、それを知ることが刺激にもなった。

僕の中で音楽をやる人のイメージは、少しアンダーグラウンドでパンクな雰囲気が強かった。しかし今では、音楽は若者のサブカルチャーやオタク文化、さらにはSNSで一発バズりを狙う手段としても広がっていると感じた。こうした世代間の違いや価値観の変化を目の当たりにし、新鮮な発見となった。

音楽の自由さは変わらないが、自分の中での音楽の位置づけやアイデンティティについて考えるきっかけになったことが有意義だと思う。

今は、音楽の基礎的な部分に立ち返り、楽しんでいる時期だ。新曲の作曲やカバー練習はしていない。ただ、オリジナル曲の高音部分で、新しい発声やミックスボイス、ビブラートを試しながら、自分に合う楽な発声法を模索している。

こうした地道な練習を楽しむ時間も悪くない。むしろ、こうした贅沢でゆったりした時間を持てることが貴重だと思う。

近々、オリジナル曲「あなたスキ」のアレンジを終盤まで進めたいと思っている。ただ、今日は仕事が忙しい。朝から遠方への出張があり、午後には今週末の県外出張の打ち合わせもある。それでも、仕事が充実していることが嬉しい。自分の能力の範囲内で気持ちよくこなせている状態だ。人間関係も良好で、適度に余力もある。

さあ、そんなこんなで今日も一日頑張っていきます。皆さんも、今日一日頑張りましょう。同じ空の下で繋がっています。それでは、感謝を込めて。バイバイ。

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