おはよう。今日の広島の朝は曇りだが、鳥たちがさえずり、緑も川もあおあおとしてとても綺麗だ。
最近、僕の音楽に対する気持ちや位置づけが少し変わってきたように感じている。音楽は、過去の辛い出来事や後悔、愛情など、さまざまな感情を昇華するためのツールであり、精神的な支えだった。どうしようもない願いや、現実には届かない思いを音楽に置き換えて発散し、心を満たしてきた。しかし、時間の経過とともにそれらが少しずつ消化され、今では音楽が心の拠り所として占める役割が以前ほど重くなくなってきた。
振り返ってみると、あの時期はがむしゃらに音楽を発信していた。歌やギターが未熟でも挑戦し続け、その2年半は意味のある時間だったと思う。情熱が突出していたからこそ、応援してくれる人も多くいた。そして今、過去の思いを音楽で昇華させ、様々な想いを乗り越えたことで、音楽は一つの役割を果たしたと感じている。そのため、次のステージに進む時期が来たと、心の中で自然と感じている自分もいる。
とはいえ、一つのステージが収束することへの寂しさや不安がなかったわけではない。「これでいいのか?」「支えがなくなってしまうのでは?」と迷いもあった。しかし、よく考えると、音楽は以前のように命に関わる支えではなくなり、新しい意義を持つ存在に変わりつつあると気づけた。これからはじっくりとアルバムを整理し、技術の向上に取り組む時間と捉えている。そして、次に人前に立つときは、本当にプロ級の技術と表現力を持ち、自分自身が完全に満足した状態で登場したいと思う。
今後は、作品の音源化で過去の軌跡を整理し、共有できる形にまとめていきたい。そして、技術の向上と自然に人を引きつけるパフォーマンスを目指し、これまでのようにSNSでがむしゃらに発信するのではなく、質を追求することに集中したいと思う。これからの音楽は、自己一致のためだけでなく、誰かの心の支えや幸せに寄り添うような、より意味のあるものとして存在してほしいと願っている。
今は人生の転機も落ち着き、生活も充実し、音楽以外の面でも心が満たされている。以前の人生のステージでは音楽が不可欠な支えだったが、今は状況も整い、満たされ、非常に安定している。これからは楽曲制作の後処理や技術向上に努め、音楽と共に次のステージへ進みたいと思っている。
僕の音楽活動がより深く、意味のあるものとして成長する道が、今ここに始まる。
さあ、今日も仕事も音楽も勉強も、生活も楽しもう。みんなも秋を楽しんで、笑顔で頑張ってくれ。離れていても同じ空で繋がっている。いつもありがとう!バイバイ