おはよう、今日は曇っている。
でも、昨日からぐんと暑くなって、夏になりゆく活気を感じる。曇っていても、湿気を含んだ空気のなかで、長袖カッターシャツが汗ばむ。この感じも一年ぶりで、ちょっと懐かしい。
さあ、昨日も仕事が忙しくて、まるで仕事ばかりの一日だった。
とはいえ、おとといのように1分たりとも余裕がないわけじゃなくて、合間に歌を歌う時間も取れた。ほんのわずかな違いだけど、それが大きい。
昨日は、月に2回と決めている「客観的なフィードバックを得る日」。
主観ではなく、外の目から、自分の発声を見てもらう。自分で決めた課題を、他人の視点でチェックしてもらう日だ。つまり、発声の“軌道”を修正する日でもある。
そして、今回もとても有意義だった。
フィードバックを受ける前と後では、感覚も思考もまるで別人みたいになっている。自分ひとりでは絶対にたどり着けなかった気づきや体感が、そこにはあった。
結局、いつもつまずくポイントは同じなんだよね。
癖ってほんとにしぶとい。頭で理解していても、体に染み付いていない。
でも、その「ここが課題だ」って明確に分かっていること自体に意味がある。
だって、そこさえ超えれば、確実に前に進める。だから、諦めない。続ける。
まだまだ染み込んでない箇所はある。でも、やり方も感覚も、確実に掴みかけてる。あとは、繰り返し体に教えていくしかない。何度も、何度も。
半分分かったような、まだ分かってないような。でも、その「半分分かった」って感覚が出てきただけで、すごく大きな前進だと思ってる。
正直、歌についても、細かい部分までこだわる力がようやく自分の中に育ってきた。
発声ひとつとっても、聡明に、丁寧に、状況や要素、パターンに応じて整える力。
しかもそれを、一貫した意識で場面ごとに対応する。そんな“音楽的IQ”みたいなものが、今ようやく自分の中に育ちはじめてる。
それって、独学ではなかなかたどり着けない領域だった。
だからこそ、客観的なフィードバックを定期的に受ける意味は、本当に大きいと思う。
でも、正直言って、一回や二回じゃ無理なんだ。
耳が痛い内容を聞いても、最初は「分かったふり」をしちゃうし、頭では理解してても全然できてない。
それでも、何度も何度もフィードバックを受けていると、少しずつ考え方が変わっていくし、外の言葉がちゃんと自分の中に入ってくるようになる。
そうなると、やっぱり「指導者」の存在がどれほど貴重か、しみじみ感じる。
僕は二十五年以上、ずっと独学で音楽をやってきた。
でも、今こうして楽しく音楽を続けていられるのは、時代が変わったからでもある。どこにいても、誰でも、いつでも、客観的なフィードバックを受けられる。
そんな環境が整っている。いい時代だ。
とはいえ、やっぱり根本にあるのは「能動性」だと思う。
誰かに頼るより先に、自分で考えて、自分で動いて、自分で失敗してみること。
僕は、30日のうち28日をそうやって試行錯誤の時間に使って、残りの2日だけを「客観の時間」として位置づけてる。
それは音楽だけじゃない。作詞作曲、ミキシング、対人コミュニケーション、処世術、子育て、生活、学び、何でもそう。
自分だけの評価では、やっぱり甘くなる。だから、他者のスーパービジョンが必要だ。
でも、大人になると、人から指摘される機会って本当に減る。
だからこそ、自分から動く必要があるんだ。
たとえば、子どもたちや妻、家族。
僕もよく息子や娘、妻に聞く。「僕のここってどう思う?何か直した方がいいことある?」って。
実際、なかなか心を許した人にしか聞けないような話だから、誰にでもできることではないと思う。
だからこそ、信頼できる身内がいるならそこに聞いてみるのもいいし、もし難しければ、お金を払って専門家に聞くのでも全然いい。
そして、もし相手がその分野に精通している人であれば、改善点や強みを聞くだけでなく、その人が持っている技術ややり方、ハウツー、思考法まで教えてもらえると、より深い学びになる。
自分の価値観と一致するものであれば、それをモデリングすることで、独学では絶対にたどり着けないような、人生の質のジャンプアップが起きることもある。これは本当にすごいことだと思う。
だからもし、少しでも共感した人がいたら、
「僕のことで、何か直した方がいいことある?」とか、
「この分野で、あなたが大切にしてる考え方って何?」とか、
そういうふうに、素直に聞いてみてほしい。
それだけで、人生はじわっと動き始める。
さあ、そんなことも考えながら、僕もまた今日を生きる。
愛する家族のことを胸に、心ひとつ。
愛してる。
離れていても、同じ空でつながっている。バイバイ。
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