おはよう。
今日は雨上がりの朝。春の雨だね。
新しい環境に身を置いている方も多いこの時期。
だいぶその環境を少しずつ受け入れつつ、それでもまだ順応しているような、していないような――そんな「ふわふわした感覚」を実感している頃かもしれない。
このように、新しい環境と出会い、そこに馴染んでいく「適応の過程」は、実はとても大切な時期だ。
心身ともにバランスを崩しやすく、不安を感じやすいこの期間こそ、「状況」と「戦略」、そして「自分自身」をしっかりと見定めることが重要になってくる。
しかし、それさえ分かっていれば、逆にこの時期はとても新鮮で、最も刺激的で、学ぶことも多い。
新しい価値観を吸収できる、ある意味「最も楽しい時期」だと言っても過言ではない。
要は、物事は“考え方次第”。
慣れていないことは大変なこともあるけれど、同時に「楽しいこと」でもある。
とはいえ、ただ「心の持ちようだ」と抽象的に考えるだけではなく、
自分自身の現状を把握し、置かれている環境を客観的に観察し、戦略を立てて論理的に対処していくこと――
それが、この不安定な時期を“豊かな時間”に変える鍵になる。
こんな時期こそ大切にしたいのは、自分の好奇心、ルールを守りながら続ける力(持続性)、「なんとかなるさ」と思える楽観性、型にはまらない本質に根ざした柔軟性、未知の世界を楽しもうとする冒険心。こういった気持ちを携えながら、予測できない未来に対して、前向きに、しなやかに順応していってほしい。
君は「変幻自在」に、自分自身の価値観の中で、主観的な意味づけによって心理的な達成感や成功感を定めることができる。これまでの人生で、きっとたくさんの段階を経て、自分のアイデンティティを確立してきただろう。
古い価値観や自分像を何度も脱構築し、それを再構成し、また強化してきたはずだ。そんな君のアイデンティティは、年齢を重ねるごとに確かに強くなっている。
そして同時に、「柔軟にさまざまな環境に対応できる力(適応力)」も磨かれているはずだ。環境の変化に単に流されるのではなく、自分を見つめ、制御し、調整しながら前に進む力。
それは、好奇心や自信をもって行動することで、どんどん現実を自分の望む方向へと変えていける、まさに「内なるエンジン」でもある。
そして、その自信はこれまでの成功体験や、自分自身だけでなく、周囲の人の姿や、過去の知恵、経験、物語――君は、たくさんの“参考になるもの”の中で育ってきた。
そして今は、家族や仲間、そしてAIのようなツールを通しても、自分自身を「言語的に理解して、賢く整理する」ことができる。これは、精神的にもとても平等で、恵まれた環境だ。
そんな中で、君の自己効力感もきっと高めやすいはずだ。
だからこそ、これらすべてのリソースをフル活用して、自分の意図した、望む方向に自分を運んでいくことも可能なはずだ。
そんな、日常を楽しんで生きていってほしい。
さあ、今日という一日も、楽しもう。
僕らは、ひとりじゃない。離れていても、同じ空で繋がっている。そんな思いを胸に。
愛してる。
今日もありがとう。バイバイ。