おはよう。最近寒さに慣れたのか、寒いけれどそれほど厳しくは感じない。今日は暖かいのかな?霜が降りているのを見ると冬だと実感するけれど、冬にしては穏やかな寒さかもしれない。この心地よさが温暖化の影響だとしたら、少し複雑な気持ちになる。
今日は瀬戸内海の島々へ出張だ。天気が良いのは本当にありがたい。青空の下でのドライブは、それだけで気分が晴れるものだ。安全運転を心掛けながら、気持ちよく向かいたい。
仕事先では、島ならではの美しい景色を眺めながら昼休憩をとる予定だ。地元の美味しいものを食べるのも楽しみだし、空いた時間にはジョギングをしようと思っている。僕はどんな出張先でも、その土地の空気を吸い込みながら走ることを欠かさない。景色を楽しみ、足元の感触を味わう時間は、日々の中でかけがえのないリフレッシュのひとときだ。
これまで、全国各地の長期出張でも毎日走ってきた。雨の日も風の日も、風邪をひいている日も、膝の手術前日さえも。退院後はウォーキングから再スタートし、少しずつリズムを取り戻した。もちろん、完璧なペースではない。3キロしか走らない日や、2キロを歩くだけの日もある。それでも、調子が良い時には10キロ走ることもある。その日の気分や体調に合わせ、無理せず楽しむのが大切だ。
ジョギング中は、ただ走るだけではなく、景色を眺めてリラックスしたり、YouTubeで学んだり、自分の作った音楽をチェックしてアレンジを考えたりすることも楽しみの一つだ。自然の中で自由に思考を巡らせるこの時間が、心を解き放ってくれる。
数年前までは、昼食後に15分ほど昼寝を取るのが日課だった。社会人になって15年以上続けた習慣だったが、ここ数年で生活を大幅に見直した。お酒をやめ、タバコもやめ、早寝早起きを心掛けるようになった。お酒やタバコをやめた当初は、生活の中で少し寂しさや物足りなさを感じることもあったが、徐々に体が軽くなり、頭がクリアになるのを実感した。夜9時半から10時には寝て、朝5時から5時半に起きるリズムが定着し、朝の時間を有効活用できるようになった。朝の静かな時間に音楽や勉強に集中し、昼間は仕事に全力を注ぐ。そして昼休みにはジョギングをして心と体を整える。このリズムが今の僕の支えだ。
今日はそんな良いリズムの中で出張の初日を迎えた。瀬戸内海の穏やかな空と海に包まれて、気持ちよく仕事に向かいたい。家族も元気に過ごしているのが何よりだ。離れていても家族の顔を思い浮かべ、その名前を呼ぶたびに、胸の中にあるつながりを強く感じる。僕の生き甲斐は間違いなく家族だ。
家族の「じゅんぐりじゅんぐり(代々の循環)」は本当に美しい。親が子を思う気持ちと、子が親を思う気持ち。それが完全に一致することはないかもしれないけれど、それでも確実に何かが受け継がれていく。自分が親になり、この気持ちを実感して初めて、親の偉大さを感じるようになった。
子供たちには、愛情の返しを求め過ぎることはしない。ただただ愛している。それだけで十分だ。みんなが笑顔で過ごし、幸せに成長していく姿を見守る。その中で、適切な距離感を保ちながら、深い絆で繋がっていたい。彼らが自分の道を進む中で、愛情の形が変わっていくことも受け入れたい。
愛情を受け継ぎ、繋がり合い、育みながら生きていく。それが人生の最大の喜びであり、大切な使命だ。先祖代々から続くこの流れを、未来へと繋いでいきたい。
今日も新しい一日が始まる。離れていても心はひとつ。瀬戸内の風を感じながら、笑顔で、全力で頑張っていこう。
さあ、いってきます!