目に涙を浮かべ光を見ると
光が滲み縦や横に伸びる
幼少の僕は「涙の棒」と名付けた
泣いた後いつも外の光を眺め
涙の棒に心を移し心を収めた
涙の理由は凡そ大した事なく
おもちゃを買ってもらえなかっただけ
今でも心が泣いた時は
月や街灯を眺め涙の棒を浮かばせ
心を収める

音と言葉で——心にそっと灯る、やさしい光を
目に涙を浮かべ光を見ると
光が滲み縦や横に伸びる
幼少の僕は「涙の棒」と名付けた
泣いた後いつも外の光を眺め
涙の棒に心を移し心を収めた
涙の理由は凡そ大した事なく
おもちゃを買ってもらえなかっただけ
今でも心が泣いた時は
月や街灯を眺め涙の棒を浮かばせ
心を収める
