おはよう。
今日は霧がかった空気が、黄色い太陽の光に染まり黄金色に輝いている。冬らしい白い息もその光を浴び、凛とした心地よさを感じさせる素晴らしい景色だ。
昨日、これまでの自分にとって特別な進歩を実感した。ミックスボイスをついに身体的に理解し、理屈を感覚として再現できるようになった。そして、それを正確に評価できる知識と感覚も揃った。これまで自然に使ってきた声区を、今後は意識的に筋肉や意図でコントロールできる。自分の声が楽器のように、理屈を理解し再現できる喜びは計り知れない。ずっと夢見てきた領域にようやく到達した。
ギターで例えるなら、これまでは開放弦だけで、サウンドホールを塞ぎ、ミッドやロウのイコライザーを絞った音しか出せなかった。これからは、サウンドホールを開放し、豊かな共鳴を得られる音を奏でるようになった。そして開放弦だけではなく、カポタストを使い、音域の選択や細かな表現が自由自在になったような感覚だ。単に音域が広がるだけではなく、ビブラートやしゃくり、フォールといった表現のテクニックが格段にやりやすくなり、聞く人にとっても心地よい音が届けられるようになった。
自分の声をギターのように考え、声帯や共鳴腔、ブレスの工夫、声帯の引っ張る方向までコントロールできる感覚は、まさに新しい世界への扉を開けたようだ。現代の情報社会やプロのアドバイス、そして地道に続けてきた努力のおかげで、少しずつ成果が見えてきたと感じる。
昨日はこの体得に感動しすぎて、勉強も『白い記憶の物語』のアレンジ作業も手につかなかった(笑)。けれど、これまでの中でも大きな一歩を踏み出せたと思う。これからは、音楽制作と勉強にも本格的に取り組みたい。12月は忙しくなるから、タスクを早め早めに片付けていこう。
寒い日が続くけど、風邪をひかないように、体を冷やさず心も体も温かくしていきましょう。離れていても心はいつも隣にある。同じ空の下でつながっている大切な人を胸に抱きながら、自分の心を信じて歩んでいこう。
では、いつもありがとう。バイバイ。