おはよう。今日もめちゃくちゃいい天気。真夏日和ってやつだ。朝からセミのボルテージはMAX。空気が揺れるくらい鳴き響いてる。
そんな今日、7月28日は僕の姉の誕生日。
姉ちゃんがまたひとつ歳を重ねた。あんなに幼かったかつての僕らも、歳をとったものだ。
僕は三人きょうだい。五つ上の姉と、双子の兄。双子の兄については、これまで何度かブログでも書いてきたけど、それはまた二人の誕生日の時に改めて語るとして──今日は姉ちゃんの話をしよう。
◾️姉ちゃんは、ずっと“姉ちゃん”だった
僕と兄にとって、五つ上という年齢差はなかなか大きかった。
小さい頃の僕たちにとっては、姉ちゃんはまさに“お姉ちゃん”。少し怖くて、なんでも知ってる、なんでもできる、どこか、大人な、遠い存在のようにすら感じてた。
僕ら双子の弟が生まれ、小さな双子がやってきた家庭で、五歳上のしっかり者の長女。「自分のことは自分でやりなさい」って空気の中で、小さい頃は寂しい思いをしたこともあっただろうと思う。逆に長女にしか味わえない特権もあっただろう。親の愛情が分散していく中で、姉ちゃんは姉ちゃんで、きっと我慢してきたことも、背負ってきたことも、そのときそのときで、常にあったと思う。
本当に、僕たちから見える姉は、常に“姉ちゃん”だった。僕たちが姉の後をつけまわしたり、かまってちゃんだったりしても、なんだかんだで優しかった。もちろん、ちょっと意地悪された懐かしい記憶もあるけど、今ではどれもこれも、笑い話だ。
そして何より、僕から見た家族の記憶や風景と、姉から見た家族の記憶や風景は、昔も今も、きっと同じではない。もちろん重なる部分もあるけれど、立場が違えば、感じ方や見え方も違うものだ。その違いを否定せず、互いに尊重し合えるからこそ、僕たちは“支え合えるきょうだい”でいられるんだと思う。
◾️誇りに思ってくれていたこと、僕は知ってる
姉ちゃんが小さい頃から、中学生、高校生になった頃も、大人になってからも──僕たちのことを周りに自慢してくれていたのを感じていた。僕たちのことを誇りに思ってくれていたことは、僕たちの自尊心の成長に大きく寄与した。そんなこと、直接言ってくれたわけじゃない。でもね、人って敏感だから、非言語で伝わるんだ。
姉が高校生になり初めてアルバイトを始めたばかりの頃、少ない給料から僕たちにプレゼントを買ってくれた。
僕らが大学生になってからも、親に言いづらい悩みを、全身全霊で助けてくれた。あの時は、本当に“女神様”だった。あの時の恩は、今でも忘れられない。
◾️僕が挫折した時──またも救ってくれたのは、姉だった
順風満帆に生活してきた僕が、30歳を越えてから経験した、ある人生のどん底な挫折。象徴的な「死」を経験するかのような喪失を経て、僕は深く落ち込んでしまった。でも、そんな僕を外に連れ出して、再起のきっかけを演出してくれたのも、背中を押してくれたのも──姉ちゃんだった。
あの時の僕に、そっと寄り添ってくれて、僕の存在を肯定してくれた。
姉ちゃんがいなかったら、今の僕はいない。
これだけは本当に、心の底からそう思ってる。
あの時の姉の存在は、僕にとって“人生の女神様”だった。あの時の恩は、絶対に忘れない。
◾️今夜、三人で集まる──きょうだい会議という名の飲み会
そんな姉の誕生日に合わせて、今夜は三人で集まる。僕はお酒を飲まないから、形式上は飲み会だけど、僕にとっては「きょうだい会議」。
姉に引っ張ってもらって、笑って、語って、肩の力が抜ける、あの感じ。
親も高齢になった今、きょうだいとして、子どもとして、どう支え合っていくかを話し合いたい。
それぞれが社会的にも自立して、いい歳になったけど──三人集まると、やっぱり姉ちゃんが“姉ちゃん”なんだよな。
◾️きょうだいって、やっぱりすごい
僕の子どもたちも、みんな仲がいい。やっぱりきょうだいが多いって、それだけで豊かだ。友達にも親にも言えないことを、きょうだいだからこそ共有できる。誰が一番とかじゃない。得意なところ、苦手なところ、それぞれを知っているからこそ、助け合える。
そして、僕はいつも思う。
きょうだい仲がいいって、実はあたりまえのことじゃないんだって。僕自身、きょうだいに恵まれて、そしてそのきょうだい関係が大人になってもずっと続いていて、さらに僕の子どもたちまでもが、自然と仲良く過ごしている──
これはもう、運が良かったというよりも、誇るべき「遺伝」みたいなものかもしれない。言い換えれば、きっと「伝承」なんだと思う。大げさに聞こえるかもしれないけど、ありがたい“血筋”だと、心の底から思っている。
きょうだいって、唯一無二の宝物だと思う。お金では買えない、かけがえのない価値だ。
◾️姉ちゃん、ありがとう
今日は、姉ちゃんに改めて伝えたい。生まれてきてくれてありがとう。僕たちの姉でいてくれてありがとう。僕ら家族を支えてくれて、ずっと見守ってくれて、本当にありがとう。
そして、こんな素敵な三人きょうだいを授けてくれた両親にも、心から感謝したい。
きょうだいって、最高だ。ありがたい。負担は分散され、喜びは倍増する。
さぁ今日も、僕の愛する妻たちや、子供ら、両親も同じ空の下でつながっている。
今日もありがとう。愛してる。