おはよう。
だいぶ手がかじかむような寒さになってきたけど、まだ手袋は必要ない。ポケットに手を入れるくらいの寒さかな。
さて、昨日やっと「白い記憶の物語」、オリジナル曲のアレンジを再開した。今は土台となるドラムを考え始めたところだ。この曲は雪がしんしんと降るような静かでノスタルジックな雰囲気を持つ、記憶をたどるような優しい歌。だから、どんなリズムにしようか考えている。
昨日は、いろいろ試行錯誤してみた。意外にも、静かなドラムよりもR&Bのようなハッキリしたリズムやロック系の中でもファンキーな裏ビートを強調したリズムがしっくりくる可能性も感じたりいろいろとインスピレーションを楽しんだ。こうして雰囲気や方向性を考える段階は、一番難しいけれど楽しい。今後の楽曲の良し悪しを左右する、まさに建築で言えば、今は基礎を作っているところ。基礎は楽曲に合わせて変えていく必要がある。ここでは自分の引き出しやセンスが問われるところだと思う。
センスというのは、結局引き出しの多さと、その中からどれを選び、どこに力を入れ、どこを控えめにするかのバランス感覚だと考えている。だから、自分なりの個性を信じて、ベストを尽くしたい。
リズムの方向性が決まったら次はベースとリズム隊を詰めていく予定だけど、もう少し時間がかかりそう。本当はクリスマスまでにリリースさせたかったけど、スケジュール的に叶いそうにない。せめて、今年中、できれば正月までに仕上げられたらいいかな。
昨日は、あるプロの楽曲(懐メロ)をカバーして歌いながら、いろんな気づきを得た。今振り返ると、その気づきのポイントは、これまでの過去で既に気づきを得たり、自然に意識していたものばかり。でも、時間が経つ中で忘れたり曖昧になっていた部分も多かった。久しぶりに意識化して「ああ、そういえばこんなポイントが大事だったなぁ」と改めて整理できたのは大きい。
今の知識を使ってそれらを理論的に整理し、体系化することで、再現可能な形に落とし込んでいく。そして、これを体得するために練習するのが、今の自分にとっての新たなステージだ。昔よりも知識も経験も増えた分、気づけるポイントもレベルアップしている。同じものを見ても細部まで見えたり、違った角度で捉えられるようになった。
この「同じものでも違った視点で捉えられる」というのは、音楽に限らずいろいろな場面で言えることだ。たとえば、同じものをモデリングする際でも、注意するポイントや認知の仕方が変われば全然違うものになる。経験を積むことで注意の精度が上がり、より深く理解できるようになる実感があるのは、とても嬉しいことだね。
さあ、今日も一日、少しずつ前進していこう。仕事も勉強も音楽も頑張っていくよ。昨日も家族との時間はとても暖かかった。子供たち、家族のみんな、心から愛している。そして、遠く離れた仲間たちや家族にも感謝しているよ。
今日も寒いけど、前向きに進んでいこう。遠く離れていても心は一つだ。では、また。バイバイ。