日々のことば(ブログ)

✍️実際に使って驚いた。CodexをPCに迎えた日、AIエージェントで人生がまた変わった

おはよう。AIエージェントとは、会話で答えを返すだけでなく、目的を受け取り、必要な道具を使いながら、実際の仕事を進めるAIのことだ。

そう説明すると、少し難しく聞こえるかもしれない。

でも、実際にCodexを使ってみて起きたことは、もっと単純だった。

人生が、また変わった。

4年前、AIと出会った時にも人生は変わった。頭の中にあるものを言葉にできる。壁打ちができる。考えが整理される。一人では見つけられなかった視点が返ってくる。AIは、考える時間を豊かにしてくれた。

でも今回、CodexとComputer Use、ブラウザーを使ってみて感じたのは、その次の変化だった。

AIが答えてくれるだけではない。自分のパソコンの中で、仕事を進めてくれる。情報を探し、資料を読み、整理し、形にする。これまで「いつかやりたい」と思いながら、時間や手間の前で後回しにしていたことが、急に現実の仕事として動き始める。

その瞬間、これから先の時間の見え方まで変わった。同じ一日、同じ人生の残り時間でも、自分が生み出せるものは大きく変わっていくのではないか。そう思った。

これは、単に便利なAIを使ったという話ではない。自分の考え方や大切にしたいことを言葉にし、AIが理解できる形で育てながら、一緒に未来の仕事をつくっていく。その入口に、今、立ったのだと思う。


「いつか整理したい」と諦めていたことが、動き始めた

ずっと気になっていたことがある。

大量にある、過去の自分のメモ。iPhoneに残した断片、Excelに書きためた記録、資料、写真、ブログの下書き、アイデア、音楽や動画にまつわるデータ。毎日続けている家計簿のような記録も、あとで活用したいと思いながら、ただ積み重なっていく。

フォルダの階層を整える。何十年分もあるファイル名の表記をそろえる。ブログの記事ごとに、メタディスクリプションやアイキャッチ、SEOの設定を確認する。一つひとつは小さな作業でも、長年の蓄積に向き合うと、数か月かかっても終わらないような仕事になる。

「いつか整理したい」「いつか仕組みにしたい」と思いながら、時間がなくて手をつけられない。普通に一人でやるなら、半ばあきらめるしかない。そんなものが、たくさんあった。

ところが、Codexに仕事を渡すと、その「あきらめていたこと」が、急に現実の作業候補として目の前に現れてくる。

過去のメモを読みやすく整理できるかもしれない。記録を、自分の考え方や好みをAIが理解するための資料へ育てられるかもしれない。フォルダの構造を見直せるかもしれない。ファイル名のばらつきを整えられるかもしれない。ブログの細かな設定を、ひとつずつ確認して、そろえられるかもしれない。

チャットで知識を聞いて、壁打ちをして終わるだけではない。必要に応じて自分のパソコンの中で作業を進め、ブラウザーで公式情報を確かめ、ログイン後のサイトでも、確認が必要なところは人に聞きながら、次の一手を一緒に考えていく。

もちろん、何でも無条件に任せてよいわけではない。公開、購入、削除、個人情報の入力などは、必ず人が確認して判断する。最初は試行錯誤も必要だし、安心して任せられるルールも一緒につくらなければならない。

それでも、作業の手順や確認の基準が安定してくれば、次からは同じ更新や差分の確認を、ずっと速く、確実に進められるようになる。自分に合った道具や仕組みをつくることもできる。

すると、一つの作業が動き始めるたびに、頭の中に次のアイデアが生まれてくる。

これも頼んでみたい。これも自動化できるかもしれない。今まで自分で抱え込んでいたことを、もっと良い形にできるかもしれない。

今まで「あきらめるしかない」と思っていたことが、少しずつ「できるかもしれない」へ変わっていく。できることが増えるだけではない。見えてくる夢の数が増える。可能性の認識そのものが変わっていく。

この感覚は、本当にすごかった。


Codexがパソコンに入り込む時、AIは「働く存在」になる

ChatGPTは、考えを整理する相手として素晴らしい。問いかければ答えが返り、壁打ちをすれば視点が広がる。

でもCodexは、そこからもう一歩、いや何歩も先へ進む。

Codexには、Computer Useやブラウザーをはじめとするスキルがある。Computer Useは、AIが自分のパソコン上にあるアプリや画面の作業へ手を伸ばす力だ。ブラウザーは、ウェブページを開き、公式情報を調べ、根拠を確かめるための目になる。

手と目がそろう。するとAIは、知識を話すだけでは終わらない。

情報を探す。公式ページを確認する。ファイルを読む。内容を整理する。下書きをつくる。必要な確認を経て投稿する。各種サイトの設定を見直す。フォルダの階層を整える。ファイル名やフォルダ名をそろえる。ルール文書をつくる。そして、次の作業へ進む。

これまでなら、人が画面の前に座り、ひとつずつ手を動かさなければ進まなかった流れが、パソコンの中でつながっていく。

「ChatGPTが自分の脳みその中に入ってきた」と感じたことがあった。でも今回のCodexは、そこにもう一つ加わった。

AIが、自分のパソコンの中に入ってきた。

正直、最初は少し怖さもあると思う。パソコンやブラウザーに入って作業するのだから、何をするのか、どこまで任せるのかは気になる。

でも、実際に使って驚いたのは、ただ勢いよく作業を進める存在ではなかったことだ。私が使った範囲では、ログイン、送信、公開、購入、削除、個人情報の入力など、判断が必要な場面では立ち止まり、確認を求めてくれる。任せられる部分は進めながら、最後の責任を人に残してくれる。

だから、安心して少しずつ範囲を広げていける。

メールの確認、予定やタスクの整理といった日常のことから、データの整理、サイト運営、繰り返し作業の仕組み化まで。できることを最初から決めつけるのではなく、「これはできるだろうか」と試し、一緒にルールをつくり、自分に合う形へ育てていく。

考えるだけではない。実際に動く。

この体験をした時、初めて「エージェント」という言葉が、頭ではなく実感として分かった。


たった2日で、AIは「使うもの」から「育てる相棒」へ変わった

最初は、ChatGPTを少し更新してみようと思っただけだった。

デスクトップ版があると知り、入れてみた。すると、いつものチャット画面とは少し違う世界が広がっていた。

Codexとは何だろう。タスクとは何だろう。チャットと何が違うのだろう。プロジェクトとは、パソコンの中のフォルダを指定して進められるのか。スケジュールやプラグインは、どこまで本気で仕事に使えるのだろう。

今までの私は、ほとんどチャットだけを使っていた。質問して、答えをもらい、壁打ちをする。それでも十分に人生が変わる体験だった。

でも、デスクトップ版のCodexを触り始めると、次々に「これはどういうことだろう」と気になることが出てきた。自分のパソコンの中にある資料やフォルダを、仕事の文脈として渡せる。タスクとして作業を進められる。必要な時にはブラウザーやComputer Useという力も使える。

もしかしたら、これは人生を変えるかもしれない。

そう思ったから、この2日間は無我夢中だった。使い方を調べた。実際に試した。何ができて、何を慎重に扱うべきかを確かめた。気づけば、これまでのチャット中心の使い方では考えられないほど、AIに仕事を渡していた。

私の場合、たった2日でChatGPT Plusの使える量の上限に達した。それほど、この新しい使い方には「次に試したいこと」が次々に生まれる。

あれも頼めるかもしれない。これも仕組みにできるかもしれない。自分の考え方や仕事の進め方を伝えれば、もっと自分に合う形へ育っていくかもしれない。

その時、AIは単に「使うもの」ではなくなった。

自分の理念、ルール、資料、仕事の進め方を少しずつ共有しながら、一緒に未来をつくっていく相棒になる。AIを使うのではなく、AIと協働する。その感覚が、頭で理解する言葉から、確信へ変わり始めた。

目から鱗が落ちるような、すさまじい2日間だった。


使うほど増える使用量。その先に見えた投資価値

驚きと一緒に、現実的なことも見えてきた。

これまでChatGPT Plusを、チャットでの壁打ちや文章づくりに使っていた時は、使用量のことをほとんど意識したことがなかった。上限に近づくことも、ほとんどなかった。

でも、AIエージェントとして使い始めると、話はまったく変わる。

タスクを動かす。ブラウザーで調べる。Computer Useで画面の作業を進める。資料を読み、長い文脈を持ちながら、複数の仕事を続ける。これは、短い質問をして短い答えを受け取る使い方とは、まったく違う。

だから、使用量が一気に増えるのも自然なことだった。

とはいえ、思っていたより早かった。私の場合は、使い始めてわずか1日で、ChatGPT Plusの使える量をほぼ使い切った。画面には「1週間後に回復」という表示が出て、利用枠を広げるプランや、必要に応じてクレジットを購入する選択肢が示された。

一瞬、「これはどうしよう」と考えた。待つのか。プランを見直すのか。追加で使える分を購入するのか。これからどれほど使うのかも、まだ相場が分からない。現実的に、費用との向き合い方を決める必要が出てきた。

でも同時に、別の考えも浮かんだ。

この1日で進んだ作業は、もし人にお願いするなら、20万円、50万円、あるいは100万円を払ってでもやってほしかったかもしれない仕事だった。長年抱えてきた資料や仕組みを、自分の考え方に合わせて整理し、形にし、次の作業まで見通せる状態へ進めてくれる。

もちろん、人に頼む価値は大きい。専門家に任せるべきこともある。

ただ、自分がずっと抱えてきた資料、自分の考え、自分のプロジェクト、自分の生活にある細かな仕事を理解しながら、一緒に積み上げていける存在は、今までなかなかいなかった。

利用料金だけを見て、高いか安いかを決めることはできない。自分で何時間も、あるいは何か月もかかる作業が進む。ずっと先送りしていたことに手をつけられる。空いた時間を、家族と過ごす時間や創作、休息、自分にしかできない判断に使えるようになる。

そう考えると、これは単なるAIへの課金ではない。

自分の時間と、あきらめていた可能性への投資なのだと思う。


AIに任せるからこそ、人は目的を持つ

AIが進めてくれる仕事が増えるほど、人に残る役割もはっきりする。
何を大切にするのか。何を外に出さないのか。どこまで任せるのか。最後に何を選ぶのか。そこは、人が決める。

AIに人生を明け渡すのではない。AIと一緒に、人生でやりたかったことへ手を伸ばす。
Codexを使ってみて、私はその入口に立ったような気がしている。まだ始まったばかりだ。だからこそ、一つずつ確かめながら進みたい。

それでも、もう分かっている。4年前にAIと出会った時に変わった人生が、今回また確実に変わった。

AIエージェントは、個人が生み出せる活動量を大きく広げる。これは、まだ始まったばかりの技術に触れた私自身の実感だ。

昨日までの自分の延長線上で、たとえば85歳までの残り40年を生きるとしても、できることには限りがあると思っていた。けれど、Computer Useやブラウザーを使い、目的に合わせて動くAIエージェントを知った今は違う。同じ40年でも、集められる情報、整えられる資料、積み上げられる成果物は、これまでとは比べものにならないほど増えていくのではないか。そう感じている。

一人で大きな会社を動かすように、とはまだ簡単には言えない。人にしかできない判断や、責任を持つべきことは残る。それでも、デジタルの世界では、調べる、整理する、つくる、確かめる、仕組みにするという仕事を、驚くほど前に進められるようになった。

だからこそ今、自分に合ったAIへの指示を少しずつ言葉にして残していくことには、大きな意味がある。

たとえば、自分が何を大切にするのかという理念。仕事や創作を進める時のルール。確認を欠かさない基準。これまで書いてきた文章や、参考にしたい論文・資料。そうした「自分の考え方をAIが理解できる文章」を、必要に応じて新しくつくり、見直し、育てていく。

AIに一度指示して終わりではない。自分の活動と一緒に、AIに渡すルールや基準文書も進化させていく。その積み重ねは、ただのメモではない。自分の考え方と仕事の進め方をAIと共有し、これからの自分の会社をつくっていくような営みだと思う。

時代はこれから、さらに変わっていく。その入口で、残りの人生に生み出せる仕事と表現の可能性を広げる土台を、今から一つずつつくっていきたい。

今日も愛と感謝を胸に。AIという新しい相棒とともに、今まであきらめていたことを、一つずつ未来へ変えていこう。


松永 修|MUSICおさむ

広島で、家族と日常を大切にしながら、音楽と文章をつくっています。作詞・作曲から、歌、演奏、録音、映像、発信まで、自分の手で育てています。音と言葉で、人生に小さな灯りを。

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