日々のことば(ブログ)

✍️AXとは何か?孫正義氏の言葉で変わった僕のAIとの向き合い方|日本の未来を考える

おはよう。今日は、最近よく耳にするようになった「AX」という言葉について、自分なりに考えてみたい。
DXという言葉は、もうかなり一般的になった。

紙をデジタル化する。
ハンコをなくす。
オンライン申請にする。
クラウドで情報を共有する。

こうした取り組みは、この数年で一気に広がった。
一方で、最近は「AX」という言葉を見かける機会も増えてきた。

AXとは AI Transformation

簡単に言えば、「AIを前提に仕事や社会の仕組みそのものを変えていく」という考え方だ。
DXが「デジタル化」だとすれば、AXは「AIを前提に再設計すること」。

単に便利なツールとしてAIを使うのではなく、AIと人が役割分担しながら、新しい働き方や社会をつくっていくことだと、僕は理解している。


孫正義氏の言葉が、僕のAIとの向き合い方を変えた

僕がAIを本格的に使うようになったきっかけの一つに、ソフトバンクグループの孫正義氏の言葉がある。
数年前。まだ今ほどAIが一般的ではなく、ChatGPTが日本に上陸したばかりで使っている人も一部だった頃。

僕自身も興味はあったものの、「本当に毎月課金してまで使うものなのかな」と迷っていた。
そんなときに聞いたのが、孫氏の言葉だった。

細かな表現は違うかもしれないけれど、趣旨としては、
「AIを使わないというのは、電気を使わないと言っているようなものだ。」

という話だった。その瞬間だった。
「ああ、そうか。」

心の中で何かがストンと落ちた。AIは裏技でもない。ズルをする道具でもない。一部の人だけが使う特別なものでもない。これからの社会では、電気や水道やインターネットのように、当たり前に使うインフラになっていくものなんだ。そう思えた。


AIへの課金が、水道料金や電気代と同じ感覚になった

それまでの僕は、AIにお金を払うことに少し抵抗があった。
無料でもある程度使える。本当に有料プランが必要なのだろうか。
そんな気持ちがどこかにあった。

でも、孫氏の言葉を聞いたあと、その迷いはなくなった。
水道代を払う。
電気代を払う。
インターネット代を払う。
それらは、「便利だから」ではなく、「生活に必要だから」払っている。

AIも同じだ。
これからの時代、自分の思考や仕事を支えるインフラになるのであれば、そこに投資することは、ごく自然なことなんじゃないか。そう思えた。

その日から、AIとの付き合い方が変わった。「たまに使う便利なサービス」ではなく、
生活や仕事に組み込む存在として考えるようになった。
今振り返ると、あの瞬間から僕自身のAXは始まっていたのかもしれない。


AIは検索エンジンではなく、一緒に考える相棒になった

その後、孫氏はAIについて、さらに印象的な話をしていた。AIとブレインストーミングをした方が、新しい発想が生まれる。AIと一緒に事業計画を考えたり、特許につながるようなアイデアを生み出したりしている。

そんな話を聞いたときも、とても勉強になった。
最初は正直、「そこまでなのかな」と思っていた。
でも、自分自身が毎日のようにAIを使うようになって、その意味が少しずつ分かってきた。

AIは、答えを教えてくれるだけの存在ではない。考えを整理してくれる。
違う視点をくれる。アイデアを広げてくれる。

そして、自分では思いつかなかった問いまで返してくれる。だから最近は、何かを考えるとき、一人で考えるという感覚よりも、

AIと一緒に考える
という感覚の方が近い。

もちろん、最後に判断するのは人間だ。
AIがすべて正しいわけではないし、間違えることもある。
だからこそ、人間が確認し、考え、責任を持つ。

でも、その途中の思考を支えてくれる存在として、AIはものすごく大きな力になっている。


AIを使い続けていると、「進化そのもの」が見えてくる

もう一つ、毎日AIを使っているからこそ感じることがある。それは、AIがものすごいスピードで進化しているということだ。

ニュースで「AIが進化した」と聞くことはよくある。
でも、本当に驚くのは、毎日のように使っている人だからこそ気づける、小さな変化の積み重ねだ。

以前より長い文脈を理解してくれるようになった。こちらの考え方や好みを覚えてくれるようになった。
画像生成では、日本語の文字崩れが目に見えて減ってきた。以前なら難しかったことが、気がつけば自然にできるようになっている。

そんな変化を、僕は何度も体験してきた。

だから面白い。
AIは、一年ごとではなく、もっと短いスパンで成長している。そして、その成長を肌で感じられること自体が、とても刺激的なんだ。


AIと一緒に成長している感覚がある

AIを使い始めた頃は、こちらもかなり試行錯誤していた。
どう質問すれば思った答えが返ってくるのか。
どんな順番で依頼すればいいのか。
どこまで任せて、どこから自分で考えるべきなのか。

毎日のように試していた。
でも、その時間は決して無駄ではなかった。

AIに何が得意で、何が苦手なのか。
逆に、自分は何が得意で、何をAIに任せた方がいいのか。

その境界線を探り続けてきたからこそ、AIが進化するたびに、
「あ、ここまでできるようになったんだ。」
という変化を肌で感じられる。

だから僕は、AIを「使っている」というより、
AIと一緒に成長している。

そんな感覚の方が近い。
AIが少し賢くなれば、自分の仕事の設計も少し変わる。
AIに任せる部分が増えれば、その分、人間だからこそできることに時間を使える。
またAIが進化すれば、役割分担を見直す。

その繰り返しだ。
これこそが、僕にとってのAXなのかもしれない。
AIを一度導入して終わりではない。
AIの成長に合わせて、自分自身も学び、働き方を少しずつアップデートしていく。
それがAXの本質なのではないかと思っている。


DXは終わらない。AXの土台になる

ここで一つ思うことがある。
AXという言葉が出てきたからといって、DXが終わるわけではない。

むしろ逆だ。
DXができていない組織は、AXにも進みにくい。

紙しかない。
データが整理されていない。
情報が部署ごとに分断されている。
そんな状態では、AIを導入しても十分な力は発揮できない。

AIは魔法ではない。情報が整理され、データが活用できる状態になって初めて、本来の力を発揮する。

だから、
DXで土台を作り、その上でAXへ進む。
これが、日本全体の流れになっていくのだと思う。


日本のAXは、人を減らすためではなく、人を生かすためであってほしい

AIの話になると、
「仕事がなくなる」「人がいらなくなる」
そんな話題が先行しがちだ。

もちろん、仕事の内容は変わっていくだろう。
でも僕は、AXは人を減らすためのものではなく、

人をもっと人間らしい仕事へ戻すためのもの
であってほしいと思う。

AIが事務作業を支える。
AIが文章の下書きを作る。
AIがデータを整理する。

その分、人間は、人と向き合う。悩みを聴く。現場を見る。考える。創造する。
そんな、人にしかできない仕事へ時間を使える。
もし日本のAXがそういう方向へ進むなら、きっと社会はもっと豊かになる。


SoftBank World 2026「AX for Japan」に期待している

そんな中で、今年開催されるSoftBank World 2026のテーマは、
AX for Japanだ。AIによる企業変革。自律型AI。フィジカルAI。これからの社会基盤。
非常に興味深いテーマが並んでいる。

平日は仕事があるので、ライブ配信を見るのは難しいかもしれない。
でも、オンデマンド配信も予定されているようなので、ぜひ時間を作って見てみたいと思っている。
また、人生を変えるような言葉に出会えるかもしれない。

そんな期待がある。
もちろん、それは孫正義氏だけではない。

本。動画。記事。講演。友人との会話。何気ない一言。
人生を変える言葉は、意外といろいろな場所に転がっている。


人生は、アンテナを張っている人ほど面白い

僕は昔から、映画でも、本でも、音楽でも、誰かのインタビューでも、
「この言葉、忘れたくない。」
そう思ったら、すぐにメモを取るようにしている。

人生を大きく変える言葉なんて、そう何度も出会えるものではない。
でも、不思議なことに、探している人には見つかる。アンテナを張っている人には飛び込んでくる。

人生は、鏡のようなものだと思う。何かを本気で求めている人には、
必要な出会いが訪れる。必要な言葉が届く。必要なチャンスに気づける。

あの日、孫正義氏の言葉に出会えたことも、僕にとってはそんな出来事の一つだった。
あの一言がなければ、AIとの向き合い方は今とは違っていたかもしれない。

だから、これからも新しい言葉との出会いを楽しみにしていたい。


AIを使うかどうかではなく、どう生きるか

AIは、これからも進化し続ける。
来年には、また今では想像できないことが当たり前になっているかもしれない。

だからこそ、AIを使うかどうか。そんな議論は、もうあまり意味がないのかもしれない。

本当に問われるのは、
AIを使って、何をより良くするのか。
AIによって生まれた時間を、誰のために使うのか。
AI時代に、人間は何を大切にするのか。

そこなのだと思う。

DXは、仕事のやり方を変えた。
AXは、人とAIの関わり方を変えていく。

そして、その先にあるのは、人間らしさを失う未来ではなく、
人間だからこそできることに、もっと時間を使える未来。
僕は、そんな日本になってほしいと願っている。

そして今日もまた、新しい言葉、新しい技術、新しい出会いにアンテナを張りながら、一歩ずつ学び続けていきたい。

愛と感謝を胸に。


松永 修 – MUSICおさむ

松永 修|MUSICおさむ|国家公務員|キャリアコンサルタント|作家・メディアクリエイター/音楽クリエイター(シンガーソングライター)|IT・AI設計・コンサルタント

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