日々のことば(ブログ)

✍️日経平均7万円突破は喜ぶべきか?数字の裏にあるAI相場の現実

おはよう。

今日は日経平均株価が史上初の7万円を突破したニュースについて書いてみたい。

ニュースだけ見ると、「日本景気すごいじゃん」「株を持っている人は大儲けだな」そんな印象を受けるかもしれない。

実際、日経平均は2024年3月に4万円を突破してから、わずか2年あまりで7万円まで上昇した。しかも今回は、4月末に6万円を超えてから、たった2か月足らずで7万円に到達している。正直、異常と言っていいほどの上昇スピードだ。


◾️なぜここまで上がったのか

今回の上昇を引っ張っているのは、ほぼ間違いなくAIと半導体関連銘柄だ。

記事によると、6万円から7万円までの上昇分約1万500円のうち、半分以上を東京エレクトロン、キオクシア、ソフトバンクグループの3銘柄だけで占めているという。

つまり、「日本企業全体が均等に成長している」というより、「AI関連の一部企業が猛烈に買われている」という状況に近い。

今の世界では、AIを作る企業、AIを動かす半導体を作る企業、その設備を作る企業。この流れにお金が集中している。日本だけではない。台湾も韓国も同じだ。世界中のお金がAIに向かっている。


◾️でも個人投資家は意外と乗れていない

今回の記事で興味深かったのはここだった。

実は株価が急騰しているにもかかわらず、「AI相場に乗れている個人投資家は5~6人に1人程度ではないか」という証券会社関係者のコメントが紹介されていた。

なぜか。簡単だ。高すぎるから。

例えばキオクシア。2か月前なら300万円台で買えた株が、今では900万円以上必要になっている。普通の会社員が気軽に買える金額ではない。

上がり始める前に持っていた人は大きく利益が出る。でも途中から入ろうとすると怖い。

結局、「持っている人はさらに儲かる」「持っていない人は買えない」という状態になりやすい。記事で言う二極化というのは、そういう意味だろう。


◾️だからこそ僕はインデックス投資を選んでいる

こういうニュースを見ると、「今から半導体株を買った方がいいのか」と思う人もいるかもしれない。
もちろん上がるかもしれない。でも未来は誰にも分からない。

AIブームが続けばさらに上がるかもしれないし、期待が先行しすぎて大きく調整するかもしれない。それはプロでも読めない。

だから僕は個別株よりも、S&P500や全世界株式のようなインデックス投資を中心に考えている。
どの企業が勝つかは分からない。でも世界経済全体が成長するなら、その恩恵は受けられる。

先日の、為替の記事(✍️1ドル161円時代に思うこと|為替は予想するものではなく、付き合うもの)でも書いてきたけど、短期で当てようとするより、長期で乗り続ける方が僕の性格には合っている。


◾️歴史を振り返ると面白い

今回のグラフを見ていて面白かった。

日経平均が1万円突破まで約3年、2万円突破まで約2年、3万円突破まで約35年、4万円突破まで約1年7か月、5万円突破まで約6か月、6万円突破まで約2か月、7万円突破まで約2か月となっている。

特に3万円から4万円までに35年かかっているのが印象的だ。

バブル崩壊後、日本経済がどれだけ長い停滞を経験してきたのかが分かる。逆に言えば、今は歴史的な転換点の真っただ中にいるのかもしれない。


◾️おわりに

今回の日経平均7万円突破は間違いなく歴史的な出来事だ。
ただし、「日経平均が上がった」=「みんなが儲かった」ではない。

実際にはAI関連の一部銘柄が相場を引っ張り、多くの個人投資家はその急上昇に乗り切れていないという現実もある。

だからこそ大事なのは、ニュースを見て焦ることではなく、自分の投資方針を持つこと。
上がったから飛び乗る。下がったから投げ売る。そうではなく、自分は何のために投資をしているのか。どのくらいの期間で考えているのか。
そこを見失わないことが、結局は一番大事なんじゃないかなと思う。

愛と感謝を胸に、今日も最高の1日、貴重な1日を全力で噛みしめて生きる。じゃあね、バイバイ。


松永 修 – MUSICおさむ

松永 修|MUSICおさむ|国家公務員|キャリアコンサルタント|作家・メディアクリエイター/音楽クリエイター(シンガーソングライター)|IT・AI設計・コンサルタント

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