日々のことば(ブログ)

✍️1ドル161円時代に思うこと|為替は予想するものではなく、付き合うもの

おはよう。ドル円が一時161円台後半を付けた。数年前なら信じられない数字だった。でも最近は160円台を見ることにも少し慣れてしまった気がする。

もちろん円安には理由がある。日米の金利差、アメリカ経済の強さ、日本経済の停滞感、中東情勢など様々な要因が重なっている。

ただ、ここで一番大事なのは、「これから円高になるのか、円安になるのか」を当てることではない。
なぜなら、未来は誰にも分からないからだ。


◾️なぜ円安が続いているのか

今のドル円を動かしている最大のテーマは、やはり日米の金利差だ。
金利の高いドルへ資金が流れやすくなる。

だからドルが買われ、円が売られる。
もちろん政府や日銀も円安を放置しているわけではない。

市場では常に為替介入への警戒感もある。
しかし、それでも大きな流れを変えることは簡単ではない。

大河の流れに小石を投げても、水面は揺れても流れそのものはなかなか変わらない。
そんな印象を受ける。


◾️未来は予想できない

投資や為替の世界で何年経験を積んでも、未来を正確に当て続けることはできない。
明日上がるかもしれない。

下がるかもしれない。
来月はもっと分からない。

だから短期になればなるほど予想ゲームになる。
予想ゲームは、結局ギャンブルに近づいていく。

もちろん短期で利益を出す人もいる。
ただ、それが実力だったのか、たまたまだったのかは後にならないと分からない。

そして、その成功体験が次の大きな賭けを生むことも少なくない。


◾️短期になるほど予想になり、長期になるほど傾向になる

投資の世界では有名な言葉がある。
「市場は短期では人気投票、長期では価値の計量器である」

これはベンジャミン・グレアムの考え方として知られている。
為替も似ている。

分足。
時間足。
4時間足。
日足。
そこには無数のノイズがある。

ニュースひとつ。
要人発言ひとつ。
戦争ひとつ。
SNSの噂ひとつ。
そんなもので大きく揺れる。

しかし月足レベルまで視点を引いてみるとどうだろう。
そこには予想ではなく傾向が見えてくる。

もちろん未来は分からない。
でも目先の上下動よりも、大きな流れははるかに見えやすくなる。


◾️多くの人が負ける理由

161円台のニュースを見る。
すると、

「そろそろ落ちるだろう」
と逆張りする人がいる。

逆に、
「まだまだ上がる」
と飛び乗る人もいる。

でも相場はそんなに単純ではない。
一回含み益が出ても、

「もう少し取れるかも」
と思った瞬間に反転する。

逆に損失が出ると、
「戻るかもしれない」

と思って傷が深くなる。
人間の欲と恐怖は、昔から何も変わらない。

だから短期になればなるほど感情との戦いになる。
そして感情で勝ち続けることは極めて難しい。


◾️時間を味方につける

投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットは、
「市場は、せっかちな人から忍耐強い人へお金が移る場所だ」

という趣旨の話を何度もしている。
僕は為替も本質的には同じだと思う。

目先の値動きを追いかける人から、長い時間軸で構えている人へ。
焦る人から、待てる人へ。

短期で大きく取りに行く人から、ゆっくり資産形成する人へ。
時間を味方につけるというのは、そういうことなのだと思う。


◾️今後どうなるのか

正直、分からない。
160円台後半からさらに円安になるかもしれない。

逆に急激な円高になるかもしれない。
中東情勢もある。

アメリカ経済もある。
金利政策もある。

だから未来の予想はしない。
ただ一つ言えることがある。

今後を考えるなら、まず月足を見てほしい。
分足ではない。
1時間足でもない。
4時間足でもない。

月足だ。

そこには目先のノイズではなく、大きな流れが見える。

予想ではない。
傾向だ。

そして、その大きな流れに逆らわないこと。
これが一番大切だと思う。


◾️おわりに

結論はシンプルだ。
ギャンブルをしないこと。
短期で一発当てようとしないこと。

未来を当てようとしないこと。
レバレッジを高くしないこと。

余力資金でやること。
そして、大きなトレンドに逆らわないこと。

もし投資や為替をするなら、数時間後ではなく数年後を見る。
チャートも毎日見なくていい。

数週間見なくてもいい。
場合によっては数か月見なくても気にならないくらいの資金管理で十分だと思う。

損をしても生活に影響しない。
得をしても人生が急に変わるわけではない。

そのくらいの距離感がちょうどいい。
相場の世界には、美味しい近道はない。

結局は地味な方法が一番強い。
短期で儲けようとする人から、時間を味方につけた人へ。
焦る人から、待てる人へ。
お金は少しずつ移っていく。

これは為替だけではない。
株でも、不動産でも、投資信託でも、人生そのものでも同じだと思う。

1ドル161円という数字を見て不安になる人もいるだろう。
期待する人もいるだろう。

でも僕が思うのは一つだけだ。
未来は読めない。
だからこそ、大きな流れを見て、時間を味方につける。

結局、それが一番地味で、一番退屈で、一番強い方法なのだと思う。
これに、5年ほど前に、本気で腹の底から気づいてから、僕の人生もお金のことだけじゃない、たくさんのことが変わったよ。豊かになった。だから、みなさんも伝えたいとおもってこの記事を書いた。

さあ今日も愛と感謝を胸に、目の間を一生懸命に噛み締めて生きていこう

バイバイ!


松永 修 – MUSICおさむ

松永 修|MUSICおさむ|国家公務員|キャリアコンサルタント|作家・メディアクリエイター/音楽クリエイター(シンガーソングライター)|IT・AI設計・コンサルタント

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