日々のことば(ブログ)

✍️2026年6月から家計がきつくなる理由|住民税・電気代・食品値上げが同時に来る

おはよう。今日は、「なぜ6月から家計がきつくなりやすいのか」という話を整理しておきたい。
6月というのは、会社員にとっては、新しい住民税が給与から引かれ始める月でもある。
電気代では、2026年度の再エネ賦課金が5月検針分から反映され、請求の中で意識されやすくなる。
さらに食品値上げも、5月はいったん70品目まで落ち着いたものの、6月は906品目、7月は952品目と、またまとまった値上げが予定されている。
そこに、これから暑くなってエアコン使用量も増えてくる。つまり6月は、税金、電気代、食品価格、夏の電力使用が重なり始める月だ。だから「なんとなく今月きつい」ではなく、ちゃんと理由がある。


◾️まず住民税。6月は給与明細が変わる月

会社員の場合、住民税は多くが6月から翌年5月までの12回に分けて給与から引かれる。つまり6月は、住民税の年度切り替わりの月になる。

ここが意外と大きい。

住民税は、今月の給料を見て決まるわけではない。前年の所得をもとに決まる。だから、去年残業が多かった人、賞与が多かった人、副業収入があった人、扶養や控除の状況が変わった人は、6月の給与明細で「あれ、手取り少なくない?」となることがある。

生活している側からすると、見ているのは今月の給料。でも税金は去年の所得を見てくる。このズレが、6月のしんどさになりやすい。

だから6月の給与明細は、なんとなく見るのではなく、住民税の欄をちゃんと見た方がいい。総支給額、社会保険料、所得税、住民税、手取り。ここを見るだけでも、「何が原因で手取りが減ったように感じるのか」が分かる。


◾️次に電気代。再エネ賦課金だけで年間2万円規模

2026年度の再エネ賦課金は、1kWhあたり4.18円。2026年5月検針分から2027年4月検針分まで反映される。月400kWh使う家庭なら、再エネ賦課金だけで月1,672円。年間だと20,064円になる。

これは電気代全体ではない。あくまで再エネ賦課金の部分だけだ。そこに基本料金、使った分の料金、燃料費調整額などが乗ってくる。

だから電気代は、もう「エアコン使いすぎたかな」だけでは見えにくい。もちろん使えば上がる。でも、自分の使い方だけではなく、制度として乗ってくる負担もある。

しかもこれから夏に向かう。暑くなればエアコンは使う。小さい子どもや高齢者がいる家庭では、我慢する方が危ない。だから電気代対策は、「使わない」ではなく「無駄に高くしない」で考えた方がいい。

フィルター掃除、サーキュレーター、遮光、冷蔵庫の詰め込みすぎ防止。地味だけど、このへんはちゃんと効く。根性で我慢するより、同じように暮らしながら無駄を減らす方がいい。


◾️食品値上げは「落ち着いた」ように見えて、まだ来る


食品値上げも、6月の家計に効いてくる。

2026年は、去年より値上げの勢いは落ちている。そこだけ見ると、「少し落ち着いたのかな」と思う。でも、1月から9月までの値上げ予定は累計6,290品目ある。しかも5月はいったん70品目まで落ち着いたのに、6月は906品目、7月は952品目と、またまとまった値上げが予定されている。

ここで大事なのは、「去年より値上げ品目が少ない」ではなく、「すでに高くなった価格が戻っていない」ということだ。

スーパーで買い物していたら分かる。別に安くなっていない。調味料、加工食品、冷凍食品、パックごはん、缶詰、即席めん、お菓子、飲み物。こういう日常的に買うものが高いままだと、食費はじわじわ上がる。

家族がいると、食費は簡単には削れない。子どもは食べるし、忙しい日は冷凍食品や惣菜にも頼る。全部を完璧に自炊するのは、現実的にはなかなか難しい。

だから、食費は「とにかく安く」だけで考えない方がいい。よく買うものを決める。買ったのに腐らせるものを減らす。冷凍できるものを使う。外食や惣菜もゼロにするのではなく、使い方を決める。ここを整える方が、まだ続く。


◾️6月の家計は、感覚ではなく明細で見る

今回のポイントは、6月に何か一つだけ大きな負担が来るという話ではない。住民税、電気代、食品値上げ、夏の電力使用。このあたりが同じ時期に重なってくるという話だ。

だから、家計がしんどいと感じたら、まず見る場所を間違えない方がいい。

給与明細で住民税を見る。電気料金の明細で使用量と料金を見る。スーパーでよく買うものの値段を見る。スマホ、サブスク、保険、通信費、車関係など、毎月勝手に落ちている固定費も見る。

いきなり食費を削ると、生活の満足度が落ちやすい。毎日の買い物で数十円を削るより、毎月自動で落ちている支出を見直す方が効くこともある。月1,000円なら年間12,000円。月5,000円なら年間60,000円。これは普通に大きい。

「なんか全部高いな」で終わらせると、しんどさだけが残る。でも、どこで上がっているのかが見えれば、全部は変えられなくても、手をつける場所は見えてくる。


◾️6月は、家計を一回見直すにはちょうどいい

6月は、家計を一回見直すにはちょうどいい月だと思う。住民税が切り替わり、電気代も気になり始め、食品値上げもまた動き出す。夏の電気代が本格的に上がる前でもある。

だから、このタイミングで一度、給与明細、電気代、食費、固定費を見る。難しい家計管理を始める必要はない。まずは「何が増えているのか」を見るだけでいい。

今回の家計負担は、一時的な値上げイベントというより、高くなった生活費に、税金や電気代や暑さが重なってくる話だと思う。だからこそ、感覚だけで不安になるより、数字を見た方がいい。

物価高に勝つというより、物価高の中で家計を見失わないこと。そこが大事だと思う。愛と感謝を胸に、今日も生活をちゃんと見て、必要なところから整えていきたい。


松永 修 – MUSICおさむ

松永 修|MUSICおさむ|国家公務員|キャリアコンサルタント|作家・メディアクリエイター/音楽クリエイター(シンガーソングライター)|IT・AI設計・コンサルタント

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