日々のことば(ブログ)

✍️人生は何度でも面白くなる|キャリア理論から学ぶ「新しい可能性」との出会い方

おはよう。最近、仕事でもプライベートでも、いろいろな人と話していて思うことがある。
人生の悩みというのは、若い人だけのものではないということだ。

「このままでいいのかな」
「もっと自分に合う生き方があるんじゃないかな」
「今から新しいことを始めても遅くないかな」

そんな相談を受けることが意外と多い。

でも僕は、その感覚は決して悪いことではないと思っている。
むしろ、人が成長し続けている証拠なんじゃないかと思う。

今日は、キャリア理論の視点も交えながら、「人はなぜ新しい可能性を探し続けるのか」について整理してみたい。


◾️人は成長し続ける生き物

人生は一本道ではない。
学校を卒業し、就職し、結婚し、定年を迎える。

昔はそんな一本道の人生モデルが一般的だった。
でも今は違う。

転職する人もいる。
副業を始める人もいる。
資格取得に挑戦する人もいる。
趣味が仕事につながる人もいる。
定年後に第二の人生を始める人もいる。

人生は思った以上に自由だ。
そして人は、環境が変われば考え方も変わる。

家族ができる。
子どもが生まれる。
親の介護が始まる。
健康を意識する。
新しい出会いがある。

そうやって価値観は少しずつ変化していく。
だから昔と同じ考え方のまま生き続ける方が、むしろ不自然なのかもしれない。


◾️キャリア理論が教えてくれること

キャリア理論には面白い考え方がたくさんある。
例えばシュロスバーグは、人の人生にはさまざまな変化が訪れると言った。

予想していた変化もあれば、予想していなかった変化もある。
そして意外なのが、

「起きると思っていたことが起きなかった」

ことも人生に大きな影響を与えるという考え方だ。

昇進すると思っていた。
異動すると思っていた。
環境が変わると思っていた。

でも現実は違った。
そういう経験から、新しい可能性を考え始める人もいる。

これは決して後ろ向きなことではない。
むしろ人生を見直すきっかけになる。


◾️自分は何を大切にしたいのか

キャリア理論の中で、個人的に好きなのがシャインのキャリア・アンカーだ。

人にはそれぞれ、どうしても譲れない価値観がある。

安定を重視する人。
専門性を重視する人。
自由を重視する人。
人の役に立つことを重視する人。

若い頃は分からない。
でも経験を積むと少しずつ見えてくる。

何をしている時が楽しいのか。
どんな時に充実感を感じるのか。
何を失うと苦しいのか。

それが見えてくる。
人生の満足度は、収入や肩書きだけでは決まらない。
自分の価値観と生き方が一致しているかどうかも大きい。


◾️可能性は偶然から始まる

クランボルツには「計画された偶発性」という考え方がある。

簡単に言えば、
人生の大きなチャンスは、意外と偶然や予想外の出来事から生まれる
という考え方だ。

たまたま読んだ本。
偶然見たニュース。
何気ない会話。
久しぶりの再会。
趣味で始めたこと。

そんなところから人生が動き始めることがある。
だから面白い。

未来は完全には予測できない。
でも好奇心を持ち続ける人ほど、新しいチャンスに気付きやすい。
これは本当にそうだと思う。


◾️人生は仕事だけでできているわけではない

スーパーという学者は、人生にはたくさんの役割があると言った。

仕事人としての自分。
親としての自分。
夫婦としての自分。
地域の一員としての自分。
趣味を楽しむ自分。

人は仕事だけで生きているわけではない。

どれだけ収入が高くても、家族との時間がなくなれば苦しいかもしれない。
逆に忙しくても、大切な人と笑い合える時間があることで救われることもある。

だからキャリアを考える時は、仕事だけを見るのではなく、人生全体を見ることが大切なんだと思う。


◾️人は本来、伸びようとする力を持っている

ロジャーズは「実現傾向」という考え方を示した。

人間には本来、

より良く成長したい
自分らしく生きたい
可能性を発揮したい

という力が備わっているという考え方だ。

植物が光に向かって伸びていくように、人もまた成長しようとする。

新しいことを学びたくなる。
挑戦したくなる。
誰かの役に立ちたくなる。

それは特別な人だけではない。
誰の中にもある力だ。

だからこそ、
「今さら遅いかな」

と思った時こそ、実は新しい可能性の入口なのかもしれない。


◾️人生は何度でも再編集できる

僕は最近、
人生は一度作ったら終わりではなく、何度でも再編集できるものなんじゃないかと思うようになった。

若い頃に作った人生設計図がある。

でも環境も変わる。
家族も変わる。
自分自身も変わる。

ならば、その時々で少しずつ設計図を書き直してもいい。
今まで積み上げた経験を捨てる必要はない。

むしろ持ったまま次へ進めばいい。

仕事で学んだこと。
失敗したこと。
成功したこと。
出会った人たち。

全部が次の人生の材料になる。

だから人生は面白い。


◾️最後に

人生には、予想どおりに進むこともあれば、思いがけない方向へ進むこともある。
でも振り返ると、そのどちらも無駄ではないことが多い。

人は何歳になっても学べる。
成長できる。
挑戦できる。
そして、新しい可能性と出会うことができる。

だから焦らなくていい。
今の自分を大切にしながら、少しだけ好奇心を持って前を向く。

その積み重ねが、未来の自分を作っていくのだと思う。
人生はまだまだ面白い。

今日も愛と感謝を胸に。


松永 修 – MUSICおさむ

松永 修|MUSICおさむ|国家公務員|キャリアコンサルタント|作家・メディアクリエイター/音楽クリエイター(シンガーソングライター)|IT・AI設計・コンサルタント

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