日々のことば(ブログ)

✍️GoogleマップとAppleマップ、今どっちが使いやすいのか|かつて失敗したAppleマップの現在地

おはよう。今日は、GoogleマップとAppleマップについて考えてみたい。僕はAppleが好きだ。MacBook Proも大好きだし、iPhoneもApple Watchも、日常の中にかなり入り込んでいる。正直、Appleという会社の思想やデザイン、製品同士がつながっていく感じには、今でもかなり惹かれている。でも、地図となると話は少し違う。

僕はずっとGoogleマップを使ってきた。店を探すとき、初めて行く場所を調べるとき、駐車場を確認するとき、口コミを見るとき、道順を調べるとき。気づけば、Googleマップは単なる地図ではなく、生活の判断を支えるインフラみたいな存在になっている。

では、Appleマップはどうなのか。昔は、かなり物議を醸した記憶がある。全然違う場所に案内されたとか、施設の位置がずれているとか、存在しないものが表示されるとか、地名やランドマークがおかしいとか、とにかく「Appleにしては完成度が低すぎる」と言われた時期があった。古くからiPhoneを使っている人なら、「ガンダム駅」や「パチンコガンダム駅」のような言葉を覚えている人もいるかもしれない。駅名や地名が妙な形で表示され、ネット上でネタにされるほど、当時のAppleマップはかなり厳しい評価を受けていた。

あの頃の印象が強すぎて、今でもAppleマップに対して「大丈夫なのか」と思っている人は少なくないと思う。でも、実際に今あらためて見てみると、Appleマップはかなり変わっている。昔のような、地図として危ないレベルの未完成品ではもうない。ナビの見やすさ、Apple WatchやCarPlayとの連携、運転中の案内の自然さ、画面の美しさ、プライバシー面など、Appleらしい強みもはっきり出てきている。

一方で、Googleマップの強さもやはり圧倒的だ。ただ、ここで面白いのは、Googleマップも決して完璧なまま走り続けてきたわけではないということだ。過去には地図データの変更によって、道路の形、バス停、建物情報、細かい道などが以前より分かりにくくなったと感じられた時期もあった。つまり、Appleマップだけが失敗してきたわけではない。Googleマップもまた、巨大な地図サービスとして改善と揺り戻しを繰り返してきた。

今日は、単純に「どっちが勝ちか」という話ではなく、かつて失敗したAppleマップが今どうなっているのか。Googleマップがなぜここまで強いのか。そして、両方をどう使い分けるのが現実的なのかを、少し冷静に見てみたい。


◾️かつてAppleマップは、たしかに大きくつまずいた

Appleマップが大きく話題になったのは、2012年頃だった。それまでiPhoneの地図はGoogleの地図を使っていたが、Appleが独自の地図サービスとしてAppleマップを出した。そのタイミングで、かなり大きな混乱が起きた。

施設の場所が違う。地名がずれている。存在しない場所が表示される。公共交通の案内が弱い。店やランドマークの情報が足りない。今でこそ地図アプリは当たり前のように使っているけれど、地図というのは本来かなり責任の重いサービスだ。数メートル、数十メートルのズレでも困ることがある。車で案内されるならなおさらだ。知らない土地で使うなら、なおさら不安になる。

当時のAppleマップの失敗は、単なるデザインの好みではなかった。実用面でかなり厳しいものがあった。Appleほどの会社でも、こういう失敗をするんだなと思った人は多かったと思う。僕もその印象はかなり残っている。Appleは美しく、完成度が高く、直感的に使えるものを出す会社というイメージがある。だからこそ、Appleマップの初期のつまずきは余計に目立った。

「ガンダム駅」や「パチンコガンダム駅」のような象徴的なネタが広がったのも、ただ面白かったからではなく、それだけ多くの人がAppleマップに違和感を持っていたからだと思う。地図アプリは、間違えると笑い話で済む場面もあるが、実際にはかなり困る場面もある。目的地に着けない。バス停が分からない。入口が見つからない。車で細い道に入り込んでしまう。地図の不正確さは、そのまま生活のストレスになる。

そして、その記憶が今でも残っている。Appleマップと聞いた瞬間に、「昔あれだけ失敗していたやつでしょ」と思ってしまう人がいるのも、ある意味では自然だと思う。


◾️でも今のAppleマップは、昔のAppleマップではない

ただ、今のAppleマップを昔の印象だけで見てしまうのは、少しもったいない。今のAppleマップは、かなり実用的になっている。

画面はすっきりしていて見やすい。運転中の案内も分かりやすい。Apple Watchとの連携も便利だし、CarPlayとの相性も良い。iPhoneを中心に生活している人にとっては、Appleマップの方が自然に感じる場面もあると思う。特に、ナビ中の見た目や音声案内の自然さについては、Appleマップを好む人もいる。

昔は弱かった公共交通の案内も、今ではかなり改善されている。電車だけでなく、バスルートも普通に候補として出てくるようになっている。もちろん地域差はあるし、すべての場面で完璧とは言えない。でも、以前のように「バス移動は地元の人しか分からない」「Appleマップでは無理」という感じではなくなってきている。知らない街でバスという選択肢が出てくるだけでも、移動の幅はかなり広がる。

Googleマップは情報量が多い分、画面にいろいろな情報が出てくる。便利ではあるけれど、運転中には少し情報が多く感じることもある。その点、Appleマップは整理されていて、見た目がきれいで、余計なものが少ない。Appleらしいと言えば、Appleらしい。

また、Appleはプライバシーを重視している会社でもある。地図アプリというのは、どこに行ったか、何を検索したか、どんな生活圏にいるかという情報と深く関わる。そこに対してAppleがどう設計しているかを評価する人もいる。

昔のAppleマップは「Appleにしては残念」だった。でも今のAppleマップは、「Appleらしい方向で育ってきた」と言っていいと思う。ただし、それでもGoogleマップを超えたかと言われると、そこは別の話になる。


◾️Googleマップもまた、完璧ではなかった

Appleマップの失敗は有名だけれど、Googleマップにも揺らぎはあった。特に印象的だったのは、地図データの変更によって、一時的に使い勝手が落ちたと感じる人が出た時期だ。

道路の形状が以前と違って見えたり、バス停や細かい建物情報が分かりにくくなったり、以前は表示されていた細い道や山道が見えなくなったりした。Googleマップはあまりにも便利すぎるので、少しでも精度や情報量が落ちると、逆にその変化が目立つ。

これは面白いことだと思う。普段、僕たちはGoogleマップを当たり前のように信頼している。でも、その信頼はずっと固定されたものではない。地図データは更新されるし、ベースになる情報も変わる。サービスの設計も変わる。便利になっていく部分もあれば、以前の方が見やすかったと感じる部分もある。

特に山道、林道、細い生活道路、マイナーな通路のような場所では、Googleマップで表示されないのにAppleマップでは表示される、ということもある。これは単純に地図データの元が違うから起きることだと思うが、利用者からするとかなり大きい。

つまり、Googleマップが絶対で、Appleマップが補欠という単純な構図ではない。Googleマップで見えない道が、Appleマップでは見えることがある。Appleマップで弱い情報が、Googleマップでは豊富に見つかることがある。この関係は、競争というより補完に近い。

だからこそ、Googleマップをメインに使っている人でも、Appleマップを試してみる価値はある。特に、林道、山道、細かい道路、郊外の道、地図上でどうも情報が足りないと感じる場所では、Appleマップを開いてみるだけで発見があるかもしれない。


◾️Appleマップの見逃せない強みは、Apple製品との連携にある

Appleマップを評価するとき、単体の地図アプリとしてだけ見ると、Googleマップに比べて物足りない部分はある。特に店舗情報、口コミ、写真、検索の厚みでは、Googleマップの方が強い。

ただ、Appleマップは「Apple製品の中にある地図」として見ると、良さがかなり見えてくる。

たとえば、カレンダーに住所を入れておけば、予定からそのままナビにつなげられる。Apple Watchを使っていれば、曲がるタイミングで手首に振動が来る。運転中に画面をじっと見なくても、身体感覚として案内が入ってくる。この地味な便利さは、使い続けるとかなり効いてくる。

CarPlayとの相性も大きい。車の画面にAppleマップを出してナビを使うと、iPhone単体で見るより自然に感じる場面がある。運転中に必要な情報だけを見やすく表示してくれるし、道路状況に合わせて縮尺が変わるような見せ方も、意識しないところで使いやすさにつながっている。

地図アプリの使いやすさは、単に機能の数だけでは決まらない。見やすいか。迷わないか。運転中に不安にならないか。余計な操作をしなくていいか。こういう「説明しづらい快適さ」も大事だ。

Appleマップは、まさにその部分でAppleらしさを出してきていると思う。


◾️Look Aroundとストリートビューは、どちらも強い

Appleマップには、Googleマップのストリートビューにあたる「Look Around」という機能がある。日本語では「ルックアラウンド」と呼ばれる機能だ。

これは、対応している地域であれば、実際にその場所を歩いているような目線で周囲を確認できる。店の入口、道路の雰囲気、交差点、バス停の様子、建物の外観などを事前に見られるので、初めて行く場所ではかなり役に立つ。

Googleのストリートビューは対応エリアの広さが圧倒的に強い。一方で、Look Aroundは対応地域こそまだ限られるものの、動きの滑らかさや画面の美しさはかなり良い。実際に触ってみると、スクロールや移動の感覚がスムーズで、Appleらしい気持ちよさがある。

Look Aroundは、看板や建物の外観を見たいときに、かなり見やすいことがある。施設の立て看板、道路沿いの雰囲気、入口の位置、歩道の感じなどを確認するとき、画質の良さや動きの滑らかさが活きる。初めて行く場所を、事前に軽く歩いてみるような感覚に近い。

一方で、Googleストリートビューには年季がある。対応エリアが広く、場所によっては過去の風景も確認できる。現在は更地になっているけれど、数年前は店舗があった。昔の建物の外観を確認したい。そういう場面では、Googleストリートビューの蓄積が強い。

だから、ここでも結論は単純ではない。広さと蓄積ならGoogleストリートビュー。滑らかさと見やすさならAppleのLook Around。過去の風景確認ならGoogle。現地の雰囲気をきれいに見たいならApple。結局、両方使えることが一番強い。

Googleは圧倒的な情報量と広さで強い。Appleは、対応している範囲では体験の気持ちよさを磨いてくる。もちろん、実用面では対応エリアが広い方がありがたい。いくらきれいでも、見たい場所が見られなければ意味がない。その意味では、まだGoogleストリートビューの方が頼れる場面は多い。

でも、Appleマップが単にGoogleマップの後追いをしているだけではなく、Appleらしい使い心地を追求していることは、このLook Aroundを見ると分かりやすい。


◾️Googleマップの強さは、地図そのものだけではない

Googleマップが強い理由は、単に道案内ができるからではない。店を探せる。口コミが見られる。写真が見られる。営業時間が分かる。混雑状況が分かる。周辺の駐車場も探せる。公共交通も調べられる。ストリートビューで現地の雰囲気も確認できる。これが強い。

Googleマップは、もはや地図アプリというより、生活情報の巨大なデータベースになっている。たとえば、初めて行く病院を探す。飲食店を探す。子どもを連れて行けそうな場所を探す。駐車場があるか確認する。仕事で訪問先の建物を調べる。旅行先で周辺の店を見る。こういう場面では、Googleマップの情報量はやはり圧倒的だ。

地図そのものの正確さだけでなく、そこに積み重なっている写真、口コミ、店舗情報、営業時間、利用者の投稿が強い。多くの人が使っているから情報が集まり、情報が集まるからさらに使われる。その循環ができている。ここがAppleマップとの大きな違いだと思う。

Appleマップにも「ガイド」のように、行きたい場所や旅行先をまとめておける機能がある。オフラインマップも使えるようになっており、事前に地図を端末に保存しておけるのは安心感がある。通信が不安定な場所や、旅行先での備えとしてはかなり便利だ。

ただ、それでも日常の検索や店舗情報の厚みでは、Googleマップの方が強い。特に日本で暮らしていると、飲食店、病院、商業施設、駐車場、営業時間、口コミ、写真の情報量はGoogleマップの安心感が大きい。

Appleマップは良くなった。でもGoogleマップは、地図を超えて生活インフラになっている。この差は大きい。


◾️実際、今どちらが使いやすいのか

実際の使いやすさで言えば、僕の感覚ではこうだ。初めて行く場所、店探し、病院、施設、口コミ、営業時間、駐車場、旅行、仕事での訪問先確認。こういう場面ではGoogleマップの方が安心感がある。情報量が多いし、検索にも強い。周辺情報も見つけやすい。口コミや写真があることで、行く前の判断材料が増える。

一方で、iPhoneユーザーが車でナビするだけなら、Appleマップもかなり使える。画面がきれいで、案内も見やすい。Apple Watchとの連携も便利だし、CarPlayで使うなら自然に馴染む。いつも使う道や、だいたい分かっている目的地への移動なら、Appleマップで十分という人も多いと思う。

特に車の中では、Appleマップの良さが出やすい。専用のカーナビを使う時代から、スマホの地図アプリを車のディスプレイに映して使う時代へ移ってきている。その流れの中で、CarPlayとAppleマップの組み合わせはかなり自然だと思う。

さらに、普段はGoogleマップを使っていても、「あれ、この道が出てこないな」「この細い道の情報が弱いな」と感じたときにAppleマップを開く使い方もある。山道や林道のようなマイナーな道、郊外の細い道などでは、Appleマップの方が表示されることもある。もちろん逆もある。だから、どちらか一方に決め打ちするより、両方を見比べる方が現実的だ。

つまり、こういうことだと思う。調べるならGoogleマップ。案内だけならAppleマップもかなり良い。情報量ならGoogleマップ。見やすさやApple製品との連携ならAppleマップ。細かい道や表示されない道は、両方で確認。どちらか一方だけが正解というより、使う場面によって向き不向きがある。

ただ、総合力で見るなら、現時点ではやはりGoogleマップが強いと思う。特に日本で普通に生活する中では、Googleマップをメインにしておくのが一番無難だと感じる。


◾️昔みたいな変な誤作動は、今もあるのか

気になるのはここだ。昔のAppleマップのように、今でも変な場所に案内されたり、全然違う施設が表示されたりするのか。結論から言えば、昔ほどひどい状態ではない。少なくとも、2012年当時のように「サービスとして大丈夫なのか」と世界的に問題になるレベルではないと思う。

Appleマップはかなり改善されている。ただし、地図アプリに間違いがなくなったわけではない。これはAppleマップだけでなく、Googleマップも同じだ。店の営業時間が違うことはある。閉店した店が残っていることもある。入口の位置が違うこともある。駐車場の場所が分かりにくいこともある。細い道や私道に案内されることもある。

Googleマップも万能ではない。過去には地図データの変更によって、以前より情報が弱くなったと感じられる部分もあった。もちろんGoogleはそこからまた改善を重ねているし、全体としては今でも非常に強い。それでも、どんな地図アプリも常に完璧というわけではない。

ただ、Googleマップは利用者が多く、投稿や修正も多い。口コミや写真で現地の様子を補えることも多い。その意味で、間違いがあっても確認しやすい。Appleマップは改善しているけれど、日本国内のローカル情報の厚みという点では、まだGoogleマップに分があると思う。

だから、知らない土地や失敗したくない場面では、Googleマップを使う。Appleマップは、Apple製品との連携やナビの見やすさを活かして使う。細い道や林道、Googleマップで情報が足りない場所ではAppleマップも確認する。不安な場所では、両方で確認する。このくらいの使い分けが、一番現実的だと思う。


◾️地図アプリは、ただの地図ではなくなった

今回あらためて考えてみて思うのは、地図アプリはもう単なる地図ではないということだ。昔の地図は、場所を知るためのものだった。今の地図アプリは、行動を決めるためのものになっている。

どこへ行くか。どの店に入るか。車で行けるか。駐車場はあるか。今開いているか。混んでいるか。子ども連れでも大丈夫そうか。口コミはどうか。こういう生活の小さな判断を、地図アプリがかなり支えている。

さらに言えば、地図アプリは予定表や車や時計ともつながるようになっている。カレンダーに入れた予定から移動を始める。Apple Watchが曲がるタイミングを知らせる。CarPlayで車の画面に地図を出す。旅行先では行きたい場所をガイドにまとめる。必要ならオフラインマップを保存しておく。

そして、ストリートビューやLook Aroundによって、現地に行く前にその場所をある程度見られるようになった。店の入口を見る。駐車場の出入り口を見る。バス停の周囲を見る。道の幅を見る。過去の景色を確認する。看板を読む。これが無料でできるというのは、冷静に考えるとすごいことだ。

昔の地図好きからすると、今の時代は本当に夢みたいな状態だと思う。地図を眺めるだけでも楽しいし、実際の生活にも役に立つ。航空写真を見たり、ストリートビューで知らない町を歩いた気分になったり、Look Aroundで現地の空気を確認したりする。地図アプリは、実用と好奇心の両方を満たす道具になっている。

だからGoogleマップが強いのは、地図が正確だからだけではない。そこに人の行動、店の情報、写真、口コミ、移動データ、生活の履歴のようなものが積み重なっているからだ。一方で、Appleマップは違う方向から伸びてきている。Apple製品との連携、画面の美しさ、操作の自然さ、プライバシー、ナビ中の見やすさ。そこにはAppleらしい思想がある。

この違いは面白い。Googleは情報を集めて強くなる。Appleは体験を整えて強くなる。どちらが良いかではなく、会社の性格が地図アプリにも出ているように感じる。


◾️失敗したサービスが育っていく姿を見る面白さ

Appleマップの初期の失敗は、かなり大きかった。でも、それで終わらなかった。少しずつ改善され、地図データも整えられ、機能も増え、今では普通に選択肢に入るサービスになってきた。これは、サービスの成長を見るうえでとても面白い。

今の時代、アプリやサービスは一度出して終わりではない。出した後も改善され続ける。最初は未完成でも、何年もかけて育っていくものがある。もちろん、利用者からすれば「最初からちゃんとしてくれ」と思う。特に地図のような重要なサービスならなおさらだ。

でも一方で、失敗したものが修正され、改善され、少しずつ信頼を取り戻していく過程を見ることには意味がある。人間も、会社も、サービスも、失敗する。大事なのは、その後どう向き合うかだと思う。

Appleマップは、まさにその一例なのかもしれない。あれだけネタにされたものが、今では普通に選択肢に入っている。しかも、Apple WatchやCarPlay、Look Around、オフラインマップのように、Appleらしい方向で独自の良さも出てきている。

そしてGoogleマップもまた、ずっと完成形のまま存在しているわけではない。地図データの変更で不満が出る時期もあり、それを改善しながら今の強さを維持している。巨大なサービスであっても、常に変わり続けている。

これは、ただの地図アプリの話ではなく、サービスが時間をかけて育つという話でもある。


◾️僕はAppleが好きだ。でもGoogleマップも好きだ

僕はAppleが好きだ。MacBook Proも愛している。iPhoneも好きだし、Apple Watchも便利だと思う。Apple製品の中にある、余計なものを削ぎ落として、生活に自然に入り込んでくる感じが好きだ。

でも、Googleマップもずっと愛している。正直、Googleマップには何度も助けられている。知らない場所へ行くときも、店を探すときも、出張や仕事の移動でも、家族でどこかへ行くときでも、Googleマップがある安心感は大きい。

そして今回あらためて思ったのは、Appleマップは「Googleマップの代わり」だけではないということだ。Googleマップで足りないと感じるところを補ってくれることもある。Look Aroundのように、Appleらしい気持ちよさで現地確認できる機能もある。Apple WatchやCarPlayと合わせると、日常の移動に自然に入り込んでくる。

だから、どちらかを無理に否定する必要はないと思う。AppleマップにはAppleマップの良さがある。GoogleマップにはGoogleマップの圧倒的な強さがある。昔の印象だけでAppleマップを切り捨てるのも違うし、Appleが好きだからといってGoogleマップの強さを無視するのも違う。

大切なのは、今一度ちゃんと見て、比較して、良いところを使っていくことだと思う。時代を俯瞰して見ると、サービスは成長している。過去の失敗もある。そこから改善されてきた現在もある。そして、これからさらに変わっていく未来もある。

僕たち利用者は、その成長を見守りながら、自分の生活に合うものを選んでいけばいい。Googleマップを使う日もある。Appleマップを使う日もある。両方を比べながら使う日もある。それでいい。

好きなものを好きなまま、でも冷静に見直す。昔の失敗を覚えながら、今の成長もちゃんと見る。完璧なサービスなんてないからこそ、それぞれの良さを知って、場面ごとに使い分ける。

そんなふうに、これからの地図アプリとの付き合い方も、少し柔らかく考えていきたい。

愛と感謝を胸に。


松永 修|MUSICおさむ

広島で、家族と日常を大切にしながら、音楽と文章をつくっています。作詞・作曲から、歌、演奏、録音、映像、発信まで、自分の手で育てています。音と言葉で、人生に小さな灯りを。

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